◆愛知・名古屋アジア大会 第11日 飛び込み(29日、東京アクアティクスセンター)

 女子高飛び込み決勝が行われ、初出場の金戸凜(東海東京FH)は299・30点で5位。予選から10本の演技を終え「結果は求めていたものではなかったけど、今自分にできる最大限のことはできた」と、振り返った。

 右肩や膝、そして手首など古傷が痛む状態で迎えたという今大会。「飛べば飛ぶほど、自分の飛び込みが嫌いになって。すごくしんどかった」と、涙を浮かべた。万全の調整で臨むことはできなかったが「家族やコーチは諦めずに背中を押し続けてくれて、今日10本を飛べた」。決勝5本目の5237D(後ろ宙返り1回半3回半ひねり自由型)は72・60点をマークし、意地を見せた。

 祖父母、両親は飛び込みの元五輪代表。父方の祖母・久美子さん(1958年東京大会)、父・恵太さんと母・幸さん(94年広島大会)に続いて、親子3代で母国開催のアジア大会に出場し、入賞。「これは私の戦い」と、自分の演技に集中した。この日は、母方の祖父母も観戦に訪れており「家族に縁がある試合に出られて光栄」と、確かな雄姿を届けた。

 初出場を目指す28年ロス五輪。来年の世界選手権が出場枠獲得をかけた戦いとなる。金戸は「早く出場権を獲得したい。

この先のオリンピックに向けて、全部がつながっていくので。次につなげていきたい」と、来季を見据えた。

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