◆JERAセ・リーグ 巨人3―1広島(29日・東京ドーム)

 巨人の平山功太内野手が2本の二塁打を放ち勝利に貢献した。3回先頭の第1打席では先発左腕・玉村から右翼線二塁打を放ち二塁に頭から滑り込んだ。

2―0の4回2死、リチャードの2ランで先制した直後には左中間二塁打。続く戸郷の中前適時打で生還し3点目のホームを踏んだ。

 対左投手の相性の良さを買われての先発出場だった。開幕直後に橋上監督代行(当時オフェンスチーフコーチ)に「左(投手)を打てたら、重宝される。左を打つために何が必要なのか自分で考えて打席で体現してみろ」と助言をもらった。2軍では得意だった引っ張ることをなるべくやめた。「(意識を)センターから逆方向に入るようにはしてました」と課題と向き合った。

 転機があった。プロ初打点を挙げた4月21日の中日戦(長野)。対戦投手は金丸。第1打席は遊ゴロ、第2打席は空振り三振だった。「引っ張りが得意なので引っ張りに行っちゃって凡退した。

それをちょっと逆方向に(意識)して入るようにして」と第3打席では中前安打。決勝打となりチームは勝利した。「だいぶ左ピッチャーにはある程度こうやって入れば対処できるというのは見つかっていった」と手応えをつかんだ。

 1試合も落とせないシーズン終盤。「守備に最初に就く時にすごく緊張します。毎回足が普通にガタガタするぐらいまで」としびれる時間を過ごす。「もうある程度、腹をくくっていってます」と力強く語った。

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