◆米大リーグ ブルージェイズ5―1レッズ(27日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(30)が、メジャー1年目を締めくくった。球団新人記録の33本塁打、92打点は共にチームトップ。

得点力不足でプレーオフ進出を逃した打線の中で、奮闘した。ポプキンス打撃コーチは一度も離脱せず戦い抜いたルーキーの今季を振り返り、岡本の非凡な適応能力について語った。主な質疑応答は以下の通り。

 ーシーズン全体を通して。

 「素晴らしいシーズンだったと思う。ハードに戦いながら、うまく適応した。(NPBなど他のリーグで)成功していてもこちらでは調整に苦労し、パンチを食らうものだが、逆境に直面しながら彼はより強く成長していった。相手が適応すると、彼も適応し直した。それこそが、メジャーの本質なんだ。それをシーズンを通して、何度も何度もやり遂げた。体調管理、トレーニングに関してこれ以上は望めないほどやってくれたと思う」

 ー日本時代は三振が少なくコンタクトに優れ、長打もあるという評価だった。メジャーで33本塁打を放ったが、逆に182三振は意外でもある。

打撃スタイルを変えたのか。

 「こちらの投手に対処したということだと思う。メジャーの投手は色んなタイプがおり、その中で対応し、四球も選びながら本塁打を打つのは、特別なことだ。彼は、角度を付けて逆方向に打つ技術もあって、幾つかのスタイルを使い分けていた」

 ―チーム事情による役割も影響したか。

 「必要な役割を完璧に果たしてくれた。自分の強みであるパワーを最大限に活かしつつ、成果も求められていた。極めて攻略が難しい投手や、投手が絶好調の日は強打せず、確実に単打でもヒットを狙う我慢も大事だ。彼はその2種類のバッティングを持っていて、(長打不足という)チームのバランスを保つため、任務を果たしてくれた」

 ―2ストライクからの対応が向上した。

 「その通りだ。同じ三振でも内容が良くなった。シーズン当初は、2ストライクの後、大きく崩れることもあったが、今は追い込まれても力強いスイングをみせており、実際、2ストライクからの本塁打もあった。学習能力の早さと彼の進化が分かる部分だ。

今年の経験を活かして、来年は更にやってくれると楽しみにしている」

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