男子テニスで、30日に開幕する木下グループ・ジャパン・オープン(東京・有明)を最後に、19年にわたるプロ人生に幕を閉じる元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)は、1回戦で世界ランキング8位のフランシス・ティアフォー(米国)と対戦することになった。ティアフォーとの対戦成績は錦織から1勝0敗。

28日に会場で同大会の本戦組み合わせ抽選が行われた。

 30枚の番号が書かれたチップの最後の最後。女の子が残した最後の1枚が、錦織圭だった。最後まで名前が明かず、第2シードの対戦相手の31番ラインに、詰めかけた観客がどよめく中、錦織の名が刻まれた。

 最後、残されたチップは2枚。1枚は、予選勝者が相手。1枚はティアフォーが相手だった。小さな女の子の手に、錦織最後の大会の相手がかかった。最初に引いた方が予選勝者と対戦する。最初に引いたのは、リュカ・バンアシェ(フランス)。その瞬間、誰からもため息とも言えるような声が上がった。

 本戦組み合わせ抽選には、全米予選決勝で錦織を下した坂本怜(IMG)が同席した。

坂本は「(相手が)第2シードだけど、全然、(勝敗は)分からない。見に行きたい」と、錦織にもチャンスがあると話した。

 錦織は、主催者推薦枠での出場で、2024年以来2年ぶり12度目の出場が最後となる。過去11度の出場で、2012、14年と2度の優勝を含む24勝9敗は日本男子最多勝利数だ。

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