◆愛知・名古屋アジア大会 第10日 卓球(28日、スカイホール豊田)

 女子ダブルス準決勝が行われ、世界ランク1位の張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)の“みわひな”ペアが、同3位の杜凱琴(と・がいきん)、呉詠琳(ご・えいりん)組(香港)を4―0で下した。同種目の日本勢では1974年テヘラン大会銀の大関行江、枝野とみ枝組以来、52年ぶりの銀メダル以上を確定させた。

同日夜に決勝が行われる。

 初戦の2回戦から3戦連続ストレート勝ちで迎えた準決勝。優勝した8月の欧州スマッシュ決勝では、3―1で倒した難敵・香港ペアと対戦した。

 第1ゲーム(G)序盤は、ラリーで張本のフォア側を突かれて相手にリードを許したものの、1―5で早田のフォアハンドから怒とうの7連続得点。一気に逆転し、11―6で先取した。第2Gも4―4で美和のサービスから3連続得点。危なげなく2Gを連取した。

 第3Gは、中盤のラリーから相手の強打に対し、早田のすさまじいバックカウンター。6―4から5連続得点で11―4と圧倒。3―0の第4Gも1―3から追いつき、張本のフォアクロス。11-6でフィニッシュ。張本の兄・智和、団体銀メンバーの伊藤美誠らが見守る中、計29分間の圧勝劇と十分な強さを見せつけた。

 同日午後7時開始予定の決勝は、世界ランク2位の王曼昱(おう・ばんいく)、蒯曼(かい・ばん)=中国=組と同18位のサウェタブット・スタシニ、パラナン・オラワン組(タイ)の勝者と対戦する。同種目の日本勢の金メダルは、66年バンコク大会の山中教子、深津尚子組以来、60年ぶりの快挙。今大会で女子団体銀、ともに女子シングルス銅のエースペアが、歴史の扉をこじ開ける。

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