陸上の2012年ロンドン五輪男子5000メートル、1万メートル代表の佐藤悠基(39)=SGホールディングス(SGH)=は1日、自身のSNSで今年度限りで「実業団選手として“一区切り”をつけることにしました」と表明した。

 静岡・清水町出身の佐藤は中学生時代から全国トップレベルで活躍。

清水南中3年時には国民体育大会(現国民スポーツ大会)の男子少年B3000メートルで8分24秒24の日本中学記録をマーク。長野・佐久長聖高に進学し、3年時の2004年には1万メートルで28分7秒39の日本高校記録をつくり、その記録は22年たった今も破られていない。

 東海大では箱根駅伝で1年時から3区、1区、7区と3年連続で区間新記録をマーク。一時は10区間中で3区間も「区間記録保持者」として名を残した。2009年に卒業し、日清食品グループへ加入。11年から4年連続で日本選手権1万メートルを制覇。12年にはロンドン五輪に出場。20年にSGHに移籍した。

 世代トップ選手として走り続けた佐藤に対し、佐久長聖高時代の恩師で現東海大の両角速総監督(60)は「本当によく頑張った。日本中学記録、日本高校記録をつくり、五輪にも出場した。中学から世代トップで活躍し続ける選手は少ない。名を残し、時代をつくったと思います」と教え子をねぎらった。

実業団選手として、あと半年。両角総監督は「最後までSGHに貢献してほしい。その後は、佐藤悠基らしい道を歩んでほしい」とエールを送った。

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