俳優の及川桃利(とうり、15)は、7月期のフジテレビ系連続ドラマ「GTO」に生徒役で出演し、鬼塚(反町隆史)に怒りをぶつける演技が話題を呼んだ。
桃利は本名で、俳優の松坂桃李が由来。
デビュー後しばらくはバラエティー番組の再現ドラマやCMなどに出演。自身もファンというTBS系「水曜日のダウンタウン」(水曜・後10時)にドッキリの仕掛け役として登場したこともある。
しかし徐々に心境の変化が起こる。「最初は勧められて面白そうだなという気持ちで入ったけど、全然仕事も決まらないし向いていないと思って。あまり楽しくなくて、もう芸能活動をやめようと思っていた」。仕事が入れば学校を休むことになり、仕事が減ればクラスメートから「最近、何出てるの?」「なんか全然、桃利見ないんだけど」と現実を突きつけられた。及川は普通の学校生活に憧れ、中学でバレーボール部に所属した。
転機となったのは、主人公・枝松スネオ(木村昴)の幼少期を演じた日本テレビ系「クラスメイトの女子、全員好きでした」(2024年放送)。ドラマの現場は初めてで、綾部真弥監督が「台本に書いていないことを読み取れ」など一から指導をしてくれた。及川は「人生が変わった。
ただ口にするだけでなく、行動でも見せている。本人は「特技という特技がなくて。あんまり長く続かない」と謙遜するが、オーディションで不合格になったピアノのほか、ギターや習字を習う。さらに「反町さんが『ジムを紹介するよ』と言ってくれたので、ボクシングをやろうかな。アクションの芝居につなげられると思う」と意欲的だ。
9日公開の映画「遥かな町へ」(錦織良成監督)では、心は48歳だが体が14歳にタイムスリップした主人公に抜てきされた。大谷亮平との二人一役で「心が48歳ってどう演じたらいいんだろうと日々考えていたけど、原作をとにかく読んで台本と重ね合わせた。48歳と14歳が混ざっていたので、すごく難しかった」と苦労。大谷の現場も見学し、役作りに励んだという。
今後については「時代劇やサスペンスに出てみたい。
〇…「15年間過ごしてきた夏で一番楽しくて、濃かった」という今夏は、「GTO」の撮影をする日々。「僕がデビューする前から活躍している人と方を並べて芝居ができるのは刺激的だった。幼少期ではなくて、1人の役をやるのは初めてだったので、新鮮な気持ちでお芝居ができた」と振り返った。
◆及川 桃利(おいかわ・とうり)2010年11月5日、東京都出身。15歳。趣味は映画・ドラマ観賞。憧れは「アクションでは岡田准一、芝居は柳楽優弥、山田裕貴、人としては反町隆史」。163センチ。血液型O。

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