◆第12回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月10日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 出世レースである2歳マイル重賞は牡馬11頭立てで争われ、3番人気で横山和生騎手騎乗のアゴルディーノ(美浦・中舘英二厩舎、父エフフォーリア)が差し切り、重賞初制覇を飾った。新種牡馬エフフォーリアにとっても、重賞初制覇となった。

勝ち時計は1分34秒4。 

 レース後の各馬陣営のコメントは以下の通り。

 横山和生騎手(アゴルディーノ=1着)「(新馬勝ちの時に管理していて、6月29日に病気のため死去した調教師の)田村(康仁)先生にお世話になっていたので、田村先生たちのスタッフとこの馬と一緒にこうやって勝てたのがうれしくて自然と(ガッツポーズが)出てしまいました。スタートは本当はもう少し出てほしかったが、タイミングが合わず。本当にあの子とはいい信頼関係を築けていると僕は勝手に思っていたので、クリストフ(ルメール騎手)を見ながらレースを進めました。色々な条件を使いながら結果を出してくれるというのは本当にセンスがないとできないことなので、この馬のセンスには本当に頭が下がります。このまま無事に順調にいってほしいです」

 戸崎圭太騎手(サトノハクマイ=2着)「いいセンスを見せてくれました。直線で狭いところに行ったのは、申し訳なかったです。あそこがスムーズなら、という競馬でした。いいものは持っていますよ」

 斎藤誠調教師(サトノハクマイ=2着)「調教通りセンスがありますね。狭いところでかわいそうな競馬になったけど、よく走ってくれました。ゴーサインに反応して、ジョッキーも乗りやすいと言ってくれた。

1600~1800メートルくらいが良さそう。状態を見て次は考えていきます」

 

 クリストフ・ルメール騎手(フィリオソラーレ=3着)「フレッシュで前半は少しかかった。ラスト300メートルはよくきてたけど、少し太かった。休み明けだしね。重賞レベルは絶対あるいい馬。次を期待していてください」

 横山武史騎手(グルーヴェンス=4着)「攻め馬の感触は良かったです。装鞍所でテンションが上がったけど、レースでは落ち着いて臨めました。思ったよりスタートが出て、逃げるまでは考えてなかったけどリズムのいい走りができました。接触で甘くなったけど、頑張ってくれました」

 三浦皇成騎手(ベルウッドディープ=5着)「ペースが落ちたときに窮屈な走りになってしまった。3コーナーからリズム良く空けば抜ける手応えでしたが、申し訳ないです。本当にいいものを持っています」

 

 田辺裕信騎手(ジップスパーク=6着)「ゲートをうまく出てポジションを取れた。結構絶好だと思っていたけど、いざヨーイドンになるとアレって感じで。

前回もあまり追うことなく勝つことができたんで、追ってからどうかなってところでしたね。まだ子馬っぽいところが抜けてなくて、センスだけで走っている。もっと体を使った走りができるといいと思います」

 松岡正海騎手(アイファーマーリン=7着)「ゲートを出ない馬が、競馬を覚えてゲートを出てくれた。距離を延ばしてもいいかも。2000メートルくらいでもいいかもしれない。センスがいいね」

 松永幹夫調教師(ギブリ=8着)「今日は少し運がなかったですね。上がりの競馬で直線横一線になってしまい、スペースがなかった。それでも引っ張りきりの手応えだったし、状態は良かったですね。前が空けばという感じでした」

 斎藤新騎手(デミアン=9着)「スタートは初戦と同じような感じでした。道中は少し忙しい感じでしたね。もう少し脚を使えると思ったんですが、跳びが大きいままギアが上がらなかったです」

 斎藤誠調教師(デミアン=9着)「スタートも遅かったし、位置も取れなかったですからね。ただ、勝った馬が同じ位置にいるんでね。

今日の走りを見ると、ダートなのかなって感じもする。新もそう言ってました」

 菊沢一樹騎手(ニシノトラノスケ=10着)「折り合いに心配がありましたが、競馬では我慢してくれました」

 丹内祐次騎手(ハンサム=11着)「終始、外に張っていた。追ってからも、もうひとつ伸びませんでした」

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