◆米大リーグ ア・リーグ地区シリーズ第5戦 ガーディアンズ2―0Wソックス(10日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が10日(日本時間11日)、ア・リーグ地区シリーズ第5戦の敵地・ガーディアンズ戦に「4番・一塁」で先発出場し、4打席連続三振と大ブレーキ。チームも9イニング制ではPS史上ワーストとなる計21三振を喫するなど、歴史的な0敗を喫した。
3年連続100敗から再建の切り札として期待されたメジャー1年目に、日本人新人最多の35本塁打を放ってチームをリード。ポストシーズン進出を果たしたが、地区シリーズ第5戦に終戦となった。
静かなクラブハウスで、握手とハグが続いた。終戦。村上は、兄弟のように戦ってきたバルガスと長い間、抱き合い、互いを称えたった。あと1勝を勝ち切れなかった悔しさと、全力で戦い切った充実感が交差した。若い軍団に涙はなかった。
「ああいう場面でね。何でもいいんで、打てるバッターになりたいなと思いました。勝つか負けるかという際どいところで何とか1本打てるような技術と精神力をつけたいと思いますけど」と振り返ったのは、0-2で迎えた6回2死、バルガスが四球を選んで満塁とすると、それまで12奪三振の相手先発ウィリアムズが降板。
第4戦で9イニングでのポストシーズン史上最多の19三振を喫したWソックス。この日は、相手先発のウィリアムスに12三振を喫するなど、21三振でワースト記録を更新した。同シリーズは5試合で75三振。5試合制のプレーオフシリーズでも史上最多となった。村上は第1打席は90マイルのスイーパー、第2打席は高めの100マイル直球で連続空振り三振に倒れた。9回は抑えのスミスに99マイルの直球で空振り三振。PS7試合で計16三振だった。
チームはこの日、宿舎ホテルをチェックアウト。試合後に出発するチャーター機は、フロリダ州タンパへ向かうのか、本拠シカゴに戻るのか、行先は試合結果次第だった。
今季開幕前の移籍市場の目玉として入団し、公式戦では日本人ルーキーとして最多の35本塁打を放った。「最後は期待に応えられなかったけれど、誰もがこういうシーズンになると思わなかった中で、シカゴ全体を盛り上げられたかなとは思います。自分の野球人生において、貴重な1年だったと思いますし、充実した1年でした」と、激動のメジャー1年目を振り返った。
2年契約で来季は契約最終年。ポストシーズン進出を果たしたチームとしても、次なる目標は更に高くなる。「本当にこれがスタートライン。自分の野球人生において、スキルアップしていきたい。来年しっかり高い山を目指して頑張りたいなと思います。少し休んで、またトレーニングからしっかり見つめ直して頑張っていきたいなと思いますね」と、その目はもう来季を見据えていた。










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