◆学生3大駅伝開幕戦  出雲駅伝(12日、島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)

 今年から暑熱対策のため、スタート時間が昨年までの午後1時5分から午前9時10分に変更された。例年より涼しい好条件で「熱い」レースが期待される。

 レース当日の12日午前7時20分までに補欠の2人以内を変更できる。

 3年連続4度目の優勝を狙う国学院大は、補欠に登録していたエースで主将の野中恒亨(ひろみち、4年)を4区に投入。昨年、エース区間の3区で外国人留学生と互角の走りで区間2位と健闘し、優勝に大きく貢献した野中が今年も3連覇へのキーマンとなる。

 意外な優勝候補として各校の監督が警戒するアイビーリーグ選抜は、前回3区4位で5000メートル12分47秒98、1万メートル26分57秒30と日本記録より速い自己ベスト記録を持つグラハム・ブランクス(24)=ハーバード大=を前回と同じく3区に投入した。

 駒大は植阪嶺児(4年)を3区、池谷陸斗(1年)を5区に起用する。

 青学大、中大、早大は当日変更なし。

 青学大は、昨季のエース黒田朝日(22)=GMOインターネットグループ=の弟・然(3年)が5区、今季急成長の前川竜之将(2年)が最長の最終6区で学生3大駅伝デビューを果たす。今大会に向けて原晋監督(59)は「俺たちの出雲駅伝大作戦」を発令。今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大は、年度またぎの学生駅伝連勝と出雲では2018年以来、8年ぶり(7大会ぶり)5度目の優勝を狙う。

 中大は、1区に藤田大智(4年)、2区に岡田開成(3年)の主力を投入し、前半から勝負をかける。箱根駅伝で最多14度の優勝を誇る中大が今大会を制すれば、1996年1月の箱根駅伝以来、31シーズンぶりの3大駅伝優勝。かつ、箱根駅伝以外で初の3大駅伝タイトルとなる。

 2010年度以来、16年ぶりの優勝を狙う早大は「令和の三羽ガラス」と呼ばれるスーパールーキーのひとり、増子陽太が補欠登録のまま出番なし。本田桜二郎は2区、新妻遼己(はるき)は4区に出場する。主力の鈴木琉胤(るい、2年)と工藤慎作(4年)は予定通り、それぞれ昨年と同じ3区と6区を担う。

 6区間45・1キロのスピード勝負の出雲駅伝。3連覇を狙う国学院大、箱根駅伝の王者・青学大、スピードランナーがそろう中大、「令和の三羽ガラス」が加わった早大が優勝候補に挙がる。駅伝巧者の順大、駒大、創価大なども流れに乗れば優勝争いに加わる力を持つ。

 主なチームの出場選手は以下の通り。【】内は当日変更で出場しなくなった選手。

◆国学院大

▽1区 (8・0キロ)浅野 結太(3年)

▽2区 (5・8キロ)鼻野木悠翔(3年)

▽3区 (8・5キロ)辻原 輝 (4年)

▽4区 (6・2キロ)野中 恒亨(4年)【尾熊 迅斗(3年)】

▽5区 (6・4キロ)飯国 新太(3年)

▽6区(10・2キロ)高石 樹 (2年)

◆青学大

▽1区 (8・0キロ)石川 浩輝(2年)

▽2区 (5・8キロ)鳥井 健太(4年)

▽3区 (8・5キロ)飯田 翔大(3年)

▽4区 (6・2キロ)小河原陽琉(3年)

▽5区 (6・4キロ)黒田 然 (3年)

▽6区(10・2キロ)前川竜之将(2年)

◆中大

▽1区 (8・0キロ) 藤田 大智(4年)

▽2区 (5・8キロ) 岡田 開成(3年)

▽3区 (8・5キロ) 三宅 悠斗(2年)

▽4区 (6・2キロ) 浜口 大和(2年)

▽5区 (6・4キロ) 柴田 大地(4年)

▽6区(10・2キロ) 栗村  凌(1年)

◆早大

▽1区 (8・0キロ)吉倉ナヤブ直希(3年)

▽2区 (5・8キロ)本田桜二郎(1年)

▽3区 (8・5キロ)鈴木 琉胤(2年)

▽4区 (6・2キロ)新妻 遼己(1年)

▽5区 (6・4キロ)山口 竣平(3年)

▽6区(10・2キロ)工藤 慎作(4年)

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