◆第69回スワンS・G2(10月12日、京都競馬場・芝1400メートル、良)

 1着馬にマイルCS(11月22日、京都・芝1600メートル)の優先出走権が与えられる淀の伝統重賞が18頭立てで争われ、3番人気で武豊騎手騎乗のエリカエクスプレス(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)は直線伸びず8着。重賞2勝目はならなかった。

鞍上は19歳で勝った1988年シンウインド以来、38年ぶりの当レース2勝目を逃した。

 同馬は中山牝馬S、ヴィクトリアマイル、クイーンSと3戦連続4着。持ち前のスピードを生かし切れないレースが続いていた。6戦連続コンビとなるレジェンドと、25年フェアリーS以来、1年9か月ぶりのタイトルを狙ったが、勝利には届かず。凱旋門賞からの帰国ウィークだった武豊騎手のJRA通算373勝目は持ち越しとなった。

 勝ったのは2番人気ダイヤモンドノット(横山武史騎手)で勝ち時計は1分19秒2。8番人気スズハローム(藤懸貴志騎手)が2着、1番人気のオフトレイル(菅原明良騎手)が3着に入った。

武豊騎手(エリカエクスプレス=8着)「枠的に思っていたレースはできました。ただここ2回はラストで甘いですね。距離うんぬんじゃない気がしますね」

石川裕紀人騎手(ランフォーヴァウ=9着)「勝ったときの状態にあると聞いていました。外枠でしたが、内枠が欲しかったですね。どうやって内を回ってロスなく運ぼうかと考えていました。

状態の良さからいいスタートが決まって、ハナか番手に行こうと考えていました。力を出し切ってくれました」

 原優介騎手(レザベーション=10着)「前走と比較して、かなりいい状態で向かえました。勝ったときに1800メートル寄りに適性があると感じていましたが、1400メートルは明らかに忙しかったです」

 西村淳也騎手(ミニトランザット=11着)「3コーナーでハミをかんじゃって、そのぶん伸び切れなかったです。それでも差はないですし、また重賞でも頑張ってくれると思います」

 北村友一騎手(ワイドラトゥール=12着)「稽古ではすごく具合良く感じていましたが、返し馬からゲート裏の雰囲気は、正直、精神的に活気がないように感じました。レースを重ねてそういう面が出てきています。自信を取り戻すきっかけをつかめれば」

 松山弘平騎手(ウインマーベル=13着)「枠が良かったですし、スタートを決めて自分の形で運べました。最後は久々のぶんかなと思います。使って、次良くなると思います」

 横山琉人騎手(ララマセラシオン=14着)「ゲートの中はすごく落ち着いていました。前半は忙しいところがあって、3、4コーナーでペースが緩んだときは(手綱を)持つところができましたが、直線では追って反応してくれなかったです。終始忙しいまま終わってしまいました」

 鮫島克駿騎手(レイベリング=15着)「先生には行ってもいいと言われていましたが、行けませんでした。枠なりに競馬して、折り合いはスムーズでした。直線の反応はあったけど、時計も速かったし、切れ味勝負だと厳しかったですね」

 幸英明騎手(アイサンサン=16着)「自分の形には持っていけましたが、4コーナーを回ったところで手応えがなくなりました。

調子は良さそうだったので敗因は分からないのですが、メンタルに波がある馬なのでそこがうまくいかなかったのかもしれません」

 池添謙一騎手(ショウナンザナドゥ=17着)「両サイドが速くて、重賞のペースで先手を取れませんでした。勝ち馬の後ろでじっと我慢して、手応えは悪くなかったけど、直線でファイトできなかったです」

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