◆明治安田J1リーグ▽第10節 東京V0―4FC東京(17日・味スタ)

 FC東京は東京Vに4―0と快勝し、2009年以来17年ぶりの5連勝を飾った。前半18分に退場者を出した東京Vに対し、前半41分にCKからDFショルツがヘディングで決めて先制。

後半10分にはFWマルセロ・ヒアンがPKを決めてリードを広げると、同23分にはFW長倉が3点目。後半アディショナルタイムには新加入のFWダニ・ゴメスがJリーグ初ゴールも決め、試合を締めくくった。

 今季7ゴール目の長倉を筆頭に攻撃陣も躍動したが、特筆すべきはこれで5試合連続完封の守備だ。センターバックのDF稲村、ショルツを中心に、前線の長倉、ヒアンの2トップまで守備意識は徹底しており、この日は東京Vに一切つけいる隙を与えずシュート1本に封じた。出場停止明けのMF高宇洋は「今は誰が出ても勝てるし、同じ事を体現できるようになってきた。力さん(松橋監督)がぶれずに積み上げてきたものが、表現できている。僕自身は(松橋監督とともに)新潟でJ2優勝した時と似ている感覚がある。練習の質も含め、どんどん上がってきている」と手応えを口にした。

 新潟時代にも松橋監督の下でプレーした高。新潟ではボール保持への意識が強かったが「今はそこにこだわらず、もともと東京の良さでもある縦への速さもあり、攻守のバランスがかみ合っている。守備は毎試合、無失点でもゲーム内で出た課題は本当に細かく指摘してもらえる。選手間でも突き詰めてやれている」とうなずく。

選手の特徴を引き出し、高い意識が浸透したFC東京が、上昇気流をつかんだ。

 

編集部おすすめ