◆菊花賞追い切り(21日・栗東トレセン)

  3冠最終戦、第87回菊花賞・G1(25日、京都)の追い切りが21日、東西トレセンで行われた。コンジェスタスは前走時から一変し、栗東・坂路で躍動した。

きょう22日に枠順が確定する。

 今回は躍動感が違う。コンジェスタスは、栗東・坂路で2本目に54秒3―12秒2をマークした。脚がよく伸びており、ストライドも大きい。高野調教師は開口一番、「非常にいいんじゃないかなと思います。動きがいいですね」と、大きくうなずいた。

 淀の3000メートルという舞台も、手応えを深める要素となる。「距離はやってみないとですが、競馬でエキサイトしないのが、必要最小限(のスタミナ)で走れる素養を持っているということです」とトレーナーは表現した。どんなに遅いペースでも、折り合いを欠くことがないのが強みで、その部分からも高い長距離適性を感じられる。

 今年の春後半は、体重減が続いた。日本ダービーは中2週と長距離輸送でマイナス10キロとさらに減らした影響もあり、9着だったが、それでも0秒4差に踏ん張った。今回は前走を使ったあとも馬体が減らず、その心配はなさそう。

「穏やかにしているなかでも、動ける雰囲気がある。前走とは違うと思っています」と高野師は万全の状態を強調した。

 京都新聞杯で負かした2着馬ベレシートは、共同通信杯ではロブチェン(3着)に先着して2着だった。その比較からも、侮れない一頭となる。「いい状態で2冠馬に挑めます」。上積みは大きく、一発の魅力にあふれている。(山下 優)

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