プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=とWBA世界バンタム級スーパー王者のジェシー“バム”ロドリゲス(26)=米国=の対戦交渉を巡り、米専門メディア「ボクシング・シーン」は22日(日本時間23日)、ロドリゲスを共同プロモートする英興行大手マッチルームのフランク・スミスCEOが「来週中に(ロドリゲスの次戦について)決定を下す必要がある」とコメントしたことを報じた。

 尚弥は22日、都内で行われたイベント後に取材に応じ、来年3月に日本で計画されているロドリゲスとの対戦について「(ロドリゲスが)12月にやってから(来年)3月というのは現実的ではない。

やるならダイレクトしかないですね。やらないならフェザー級に上げます」との考えを述べた。

 ロドリゲスは12月、WBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(26)=メキシコ=との王座統一戦が予定されているが、正式発表には至っていない。メディナ戦が実現すれば、尚弥との来年3月の対戦は困難となる。

 スミスCEOは、ロドリゲスが尚弥戦前に試合を挟む可能性を「五分五分」と語り、「現在、話し合いが続いている。井上選手の気持ちは理解できる。今後1週間でどうなるか見てみましょう。全てをうまく進めるためには、物事がかなり早く整う必要がある」と説明。さらに「バムは5年、10年と現役を続けたいタイプのファイターではない。今後2、3年で最高の試合をしたいと思っている。時間的な制約があるが、来週中に決定を下す必要がある」と強調した。

 またマッチルームのエディー・ハーン会長は、ロドリゲスが来年3月に尚弥とダイレクトで試合をする用意があるとしている。

 パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1位の尚弥と同4位のロドリゲスの世紀の対決の行方は、来週中にも大きく動く可能性がある。

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