アジアサッカー連盟(AFC)の臨時総会が23日、東京都内で開催され、日本サッカー協会の宮本恒靖会長が取材に応じた。社会情勢が悪化しているサウジアラビアで来年1月に開催予定のアジアカップについて、この日、サウジアラビアの関係者とミーティングを実施したことを明かし、「彼らも一番考えているのは、選手や大会に参加する人たちの安全だと言っていた。

AFCと連携して開催の可否が決まる。少し時間がかかる」と語り、来月行われるAFCの会議を経て正式決定する見通しを示した。

 現在、外務省からはサウジアラビアの過半数の地域に対して渡航中止勧告が出されている。宮本会長は「現時点では(来年1月の開催は)簡単じゃない」と私見を述べ、今後の情勢を見守る姿勢を示した。仮に延期となった場合でも、開催地は引き続きサウジアラビアとなる可能性が高いとみられている。

 一方、日本代表を巡っては、森保一監督の任期が来年1月のアジア杯までとなっており、3月からは現U-21日本代表の大岩剛監督へ引き継がれることが決まっている。アジア杯の開催時期が変更されれば森保監督の任期にも影響が及ぶが、宮本会長は「仮定の話になってしまうので、お話はできないが、総合的に考えたい」と言及を避けた。アジア杯が延期された場合、森保監督の任期を延長するのか、それとも大岩新監督のもとでアジア制覇に挑むのか。JFAにとって、非常に重要な決断が迫られることになりそうだ。

編集部おすすめ