2012年の日本ダービーを制したディープブリランテが、けい養先の北海道新冠郡のパカパカファームで病気のため、天国へ旅立ったことが10月23日までに分かった。17歳だった。

 同馬の主戦として、デビューから全7戦で手綱を執った岩田康誠騎手=栗東・フリー=も相棒を悼んだ。真っ先に口を突いたのは「人生を変えた馬ですよね」という言葉。直前にほぼつきっきりで調教をつけた日本ダービーはフェノーメノとの接戦を鼻差で制した。勝利が確定した瞬間にプレッシャーから解放されると、馬上でこみ上げてくるものを抑え切れなかった。

 「ゴールの瞬間は分からなかった。色々な勉強をさせてもらった馬ですし、色々な経験もさせてもらいました。ディープインパクト産駒でもパワーがあって、マイルぐらいが合いそうなタイプの馬でした」。その後は「キングジョージ」で欧州の壁に挑んだことも貴重な思い出。様々な相棒との記憶を、懐かしそうに振り返っていた。

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