◆全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ2026」(22日、後楽園ホール)

 全日本プロレスは22日、後楽園ホールで今年4月1日付で入団したお笑い芸人・はなわの長男で練習生の塙元輝(25)が12月31日の代々木第二体育館大会でデビューすることを発表した。

 対戦相手は鈴木秀樹に決定した。

リング上でマイクを持った塙は「全力で頑張ります」とあいさつすると満員のホールは大きな拍手がわき起こった。

 塙はバックステージでプロレス記者の取材に応じた。以下は一問一答。

 ―デビュー戦が決まった心境は?

 

 「第一にうれしいという気持ちとここからまた何倍も頑張ってデビュー戦を迎えたい気持ちです」

 ―デビューまで2か月。

 「2か月ほどあるのですが、その期間の中で最大限努力して強くなれるように頑張りたいと思います」

 ―相手は鈴木秀樹。

 

 「鈴木選手は、ずっと試合も見てきていますし、尊敬する先輩でもあるので胸を借りる気持ちで全力でぶつかりたいなと思っています」

 ―デビュー戦が決まったことはお父さんに報告していた?

 「してないです」

 ―デビューが決まったことをお父さんが知ったら何と言われそう?

 

「まず、おめでとうという言葉だけだと思います」

 ―奥さんには報告した?

 

 「まだしてない」

 

 ―お父さんや家族を会場に招待したい?

 「そうですね。デビュー戦なので見にきてくれればうれしいなと思います」

 ―入門からここまでプロレスラーとしての成長は感じるか?

 「自分自身ではちょっとわからないですけど、まだまだだなと思うので12月31日までに努力をして、いい状態でデビューができるように頑張りたいと思います」

 ―大会場でのデビュー。団体の期待の表れだと思うが、プレッシャーか?ワクワクする気持ちか?

 「すごくワクワクしますし、僕がやってやるんだというその気持ち一個だけで自分を奮い立たせて頑張りたいなと思っています」

 塙は、日本テレビ系バラエティー番組「有吉ゼミ」で父のはなわの家族に密着するドキュメンタリー企画「はなわ家の柔道三兄弟」として2015年から密着取材され、テレビ出演を続け注目された。

 柔道では、中3時に90キロ超級で全国3位、佐賀工3年時には100キロ超級で高校総体16強入りを果たすなどの成績を収めた。大学は、柔道の名門、国士舘大へ進学し1学年下のパリ五輪100キロ超級代表の斉藤立らと練習を積んだ。

 大学卒業後は、山口県の東亜大で講師として学生を指導。私生活では23年に結婚。

24年には第一子となる長男が誕生した。昨年5月に大学を退職し全日本プロレスからのオファーを受けプロレスラーになることを決意。今年3月10日に都内の全日本プロレス事務所で記者会見し4月1日付で全日本入団を発表した。

 以来、練習生として神奈川県内の道場で練習を重ね、試合ではリング作り、先輩レスラーの雑用などをこなす下積み生活を送っていた。

 ◆塙 元輝(はなわ・げんき)2000年12月26日生まれ、佐賀市生まれ。25歳。7歳から柔道を始め、佐賀工から国士舘大へ進み、23年から山口県の東亜大人間科学部スポーツ健康学科で講師として柔道を指導していた。父は、タレントのはなわ、叔父は「ナイツ」塙宣之。家族は妻と長男。身長180センチ、体重110キロ。

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