◇プロボクシング▽54キロ級契約8回戦 坂井優太―ペッチ・ソー・チットパッタナ(29日、後楽園ホール)

 「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 162」の前日計量が28日、都内で行われ、54キロ契約8回戦に出場する日本バンタム級5位・坂井優太(21)=大橋=は53・9キロ、対戦相手のWBC世界同級6位ペッチ・ソー・チットパッタナ(32)=タイ=は53・7キロでともに1回でパスした。

 アマチュア時代に世界ユース王者となり、プロ入り後も8戦全勝(7KO)の坂井。

初の世界ランカーとの対戦という大一番を前に「ランキングという意味では相手が格上。今回はすべてにおいて完璧に仕上げた。自分が不利とは思ってない」と闘志をむき出しにした。

 対戦するペッチは83戦81勝(54KO)2敗のキャリアを誇るベテラン。2つの黒星はいずれも世界戦で中谷潤人(M・T、2024年10月=6回TKO)、井上拓真(大橋、18年12月=判定)に敗れたもの。坂井にとっては、自身の現在地を知る上では申し分のない相手だ。キャリアでは大きく差をつけられている坂井だが、試合には絶対的な自信をみせる。「本能をいかして、若々しさで勝負したい。スピードはもちろん、テクニックも負けない。万全の準備をしてきた」という。

 IBFでは世界10位にランクされ、ペッチに勝てばWBCでも10位以内のランク入りが見えてくる。「自分のスタートラインは世界を取ってからと思っている。

この試合に勝って、先につなげていきたい」と坂井。ネクストモンスターが世界に向けての第1ハードルに挑む。

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