現2歳世代は少頭数の競馬が非常に多い。ところが、今週8日のもちの木賞(2歳1勝クラス、ダート1800メートル)はフルゲートぴったりの16頭が登録。

その16頭を見て、驚いた。登録馬全頭が前走で勝っているのだ。

 この時期に毎年聞くのが「ダートの選択肢が少ない」という言葉だ。確かに現2歳世代では勝ち上がった馬のレースが先週まで26レースあるが、ダートはわずかに4レースのみ。JBC2歳優駿で出走枠に入らなかった馬を始め、使うレースがなかった中距離型の馬がここを待っていたと思う。

 実は短距離でも2、3歳限定戦でダート6ハロンのオープン戦は1つもない。2年前には矢作調教師がダート6ハロンを求め、3歳の春にアメリカンステージで古馬相手のUAEのG3に挑み、2着に入った。あの時、海外という選択肢を選ばず、国内の適条件ではないレースに使っていれば、非凡な速力が埋もれたままでいた可能性もある。

 フォーエバーヤングとテーオーエルビスの活躍に活気づき、注目度も高まっている日本競馬のダート部門。選択肢を広げるには今こそ絶好機と思うが…。(ヤマタケ)

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