世界ボクシング機構(WBO)は2日(日本時間3日)、WBO世界ミニマム級王者のオスカー・コラーゾ(29)=プエルトリコ=が保持していた同王座を返上し、WBO世界同級暫定王者の松本流星(28)=帝拳=が正規王者に昇格すると発表した。

 WBOは松本とコラーゾに対し団体内王座統一戦に向けた交渉を開始するよう指令し、2日午前10時(同3日午後11時)にプエルトリコのWBO本部で入札が開催される予定だった。

しかし入札直前で、コラーゾ陣営からWBOに対し王座返上の文書が提出された。

 WBOのグスタボ・オリビエリ会長は「我々は彼の決断を尊重し、今後のキャリアでの成功を祈っている。我々は常にオスカーに対し門戸を開いており、将来的に彼が再びWBO世界タイトルマッチに挑戦する姿が見られることを楽しみにしている」とコメントした。

 松本は9月27日、トヨタアリーナ東京で行われたWBO同級暫定王座決定戦でラッセル・アコスタ(メキシコ)を3―0の判定で下し、WBA同級王座に続くベルトを獲得した。

 一方、コラーゾは10月10日(日本時間11日)に米シカゴで、WBA&WBC世界フライ級統一王者のリカルド・サンドバル(米国)に挑戦する予定だった。WBOはこの試合開始ゴングと同時にコラーゾのWBOミニマム級王座を空位とし、暫定王者が正規王者に昇格すると発表していた。しかし9月、コラーゾが練習中に肋骨(ろっこつ)を骨折したため、サンドバル戦を欠場。サンドバルは、代役挑戦者セルジオ・メンドーサ(メキシコ)に5回TKO負けし王座から陥落している。

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