◆第26回JBCクラシック・Jpn1(11月3日、金沢競馬場・ダート2100メートル、稍重)

 ダートの祭典の大一番が12頭立て(JRA5、地方7)で行われ、1番人気のアウトレンジ(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎、父レガーロ)が、4馬身差をつけてJpn1初勝利を飾った。松山弘平騎手は2022年のテーオーケインズ以来、4年ぶり2度目の勝利となった。

勝ちタイムは2分11秒3。

 3番人気だったJRAのホウオウルーレット(岩田康誠騎手)が2着。4番人気だった川崎のセラフィックコール(吉原寛人騎手)が3着に続いた。

 レース後の各馬陣営のコメントは以下の通り。

 松山弘平騎手(アウトレンジ=1着)「本当にうれしい気持ちです。惜しいレースが続いていたので、Jpn1でいい勝利となり、4馬身離して強い競馬をしてくれて、うれしい気持ちです。

 (3着だった白山大賞典以来の実戦)そのときよりも状態は上向いていました。白山大賞典に乗った時に金沢をこなせると思っていましたので、そこはしっかり結果を出すことができ、よかったなと思います。

 (先行勢を見ながらのレース運び)イメージしていた通りでした。

 (最後の直線で抜け出したときは)長く脚を使える馬でもあります。しっかりスムーズに番手まで出ることができ、追ってからはいい脚で伸びてくれました。

 (9度目のコンビ)本当にここまでずっと乗せていただいていて、これだけたくさん勝たせていただき、こうして大きいところも勝たせていただき、すごくうれしく思います。

きょうもレディス、スプリントを乗せていただいたのですけど、結果を出せず、すごく悔しい思いをしていたのですけど、こうしてアウトレンジが最後にプレゼントしてくれたと思います」

 岩田康誠騎手(ホウオウルーレット=2着)「2着で素晴らしい走りをしていました。前回もうまかったですが、今回もこのJpn1でこういう走りができて良かったです」

 栗田徹調教師(ホウオウルーレット=2着)「状態も安定していて、レースぶりもしっかり脚を使いましたし、今回は最後にしっかり手前を替えてくれていました。もう少しでしたが、馬場が前有利と言いますか、脚抜きのいい馬場でどうかなと思いましたが、よく頑張ってくれました」

 

 吉原寛人騎手(セラフィックコール=3着)「パドックからギリギリのテンションで、なんとか爆発するまでのテンションにはならず、なんとか落ち着かせてレースに挑めました。スタートは五分くらいにしっかり出てくれました。レース前から縦長になりそうな雰囲気があったので、想定通りの位置取りでした。向正面からの手応えはしっかりと反応がありましたから、3、4コーナーでは『おっ、行けるかな』という雰囲気までありましたが、アウトレンジが上手に内からすくって脚を伸ばしたので、上手く乗られてしまったなという感じです。セラフィックコールの力は出し切ってくれたと思いますし、具合も本当に良かったので、良いレースができたかなと思います」

 

 クリスチャン・デムーロ騎手(ワンダーディーン=4着)「1周目は良いスタートを切れて、良いポジションで運べましたが、2周目以降からペースアップした時に、少しついていくのがしんどくなりました。最後も脚がなかったという感じでした。馬は一生懸命走っていますし、左回りの方がバランス良く走れるのかなという印象はありました」

 

 矢野貴之騎手(サントノーレ=5着)「思ったよりもスタートで行けなかったので、行かせてもらっての2番手という感じでしたが、初めての馬場を気にしている感じがあり、逆に言えば折り合いがつきすぎました。3、4コーナーでもう少しリードを広げたかった感じでしたが、微妙に距離が長いことを考えればよく踏ん張っているなという感じです」

 小牧太騎手(ダンテバローズ=6着)「良い位置につけられて良かったのですが、最後は離されてしまいました。4コーナーで速い脚があったらもう少し前に来ているのですが、脚が無いため、あそこで内に押し込められ、その分6着になりました。あれが無かったらですが、タラレバはありませんからね」

 吉村智洋騎手(オディロン=7着)「まだ本調子ではない感じですね、もう一段階上がると思います。

次が楽しみです」

 

 笹川翼騎手(ユメノホノオ=8着)「「初めて乗りましたが、すごく良い馬で雰囲気がありました。きょうは馬場が湿っていて、それで少しバランスが取りきれていないまま道中の追走になってしまいましたので、手応えほど伸びませんでした。良馬場でやってみたいなというのはありますね。ペースもこの馬としては少し流れすぎていて、距離感が取りづらい競馬になってしまいましたので、そのあたりがもう少しかみ合えば、着順は上げられたかなと思います。きょうは、相手もそろっていましたし、厳しい競馬になるのかなと思っていましたが、まだまだ健在というか良い馬でした」

 

 西村淳也騎手(カゼノランナー9着)「右回りでは、あまり良い成績を残せないですね」

 

 小崎綾也騎手(ストレングス=10着)「このメンバーとこの枠なので先手は取れるかなと思っていました。ただタイトなペースになりましたし、やはり甘くはなかったです。状態は変わらず良かったと思います」

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