◆競泳 東京スイミングセンター優秀選手招待 最終日(3日、東京アクアティクスセンター)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、小方颯(イトマン東京)が4分15秒07で2位。今大会は200m個メで1分56秒91、200mバタフライで1分55秒18と自己ベストを更新し「思ったよりもいいタイムで泳げた。

今年はシーズンを少し早めて始動したけど、まずまず良かったと思う」と、総括した。

 3月の代表選考会でバタフライ、個人メドレーともに日本代表を落選。「一発、気合いを入れるためにも海外へ」と、10月はW杯を転戦した。初戦のバクー大会から100、200mバタフライ銀、第3戦アスタナ大会では200mバタを制するなどメダル6個を獲得。同時期に行われた世界短水路選手権(12月、北京)の選考を兼ねた日本短水路は出ていないが、世界水連が定めたW杯の成績による「ワイルドカード」枠で、バタフライの出場権を獲得した。小方は「そっちで狙っていました。良かったです」と、手応えにうなずいた。

 イトマン東京所属の小方は、この秋から新たに背泳ぎで16年リオ五輪代表の金子雅紀氏に師事。男子自由形で日本記録保持者の村佐達也らと、練習をともにしているという。小方は「自分としても、フレッシュな気持ちも入れたかった。ロス五輪のことも考えればこのタイミングかなと」と明かした。

 24年パリ五輪は、代表選考会の200m個メで派遣記録に0秒01届かず涙をのんだ。

夢舞台に向け、バタフライでもロス五輪は射程圏。ただ小方は「200個メでしっかりと代表を狙う」と、まずは来年の世界選手権(ブダペスト)を見据える。「自分は個人メドレーが得意。個人メドレーを軸にして200バタが泳げているというのもあるので。200個メでしっかりと狙って、200バタも一緒に狙えたら」と、群雄割拠の男子個人メドレーでも戦い抜く。

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