
17日に放送された女優・戸田恵梨香(31)主演のNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜・前8時)第68話の平均視聴率が20・4%だったことが18日、分かった。前回の19・2%から1・2ポイントアップし、大台を突破した。
初回は20・2%で発進。10月12日放送の第12話は22・4%で番組最高視聴率を更新した。
101作目の朝ドラで、信楽焼の産地として知られる滋賀県甲賀市を舞台に、男性ばかりの世界で奮闘する女性陶芸家のヒロイン・喜美子(戸田)の奮闘を描く物語。
喜美子の父親役に北村一輝、母親役を富田靖子が演じ、幼なじみ役で大島優子らが出演する。主題歌は女性ボーカル・越智志帆によるソロユニット「Superfly」が歌う「フレア」。
第12週のあらすじは「幸せへの大きな一歩」。昭和35年の正月。喜美子(戸田)は八郎(松下洸平)のいる商品開発室へ通っている。八郎は、陶芸展に出す作品作りと、年末に大野(マギー)から頼まれた珈琲茶碗作りに追われているのだ。まだ陶芸を八郎に学び始めたばかりだが、珈琲茶碗作りを、どうしても手伝いたい喜美子。本格的に取り組むのはもちろん初めてのことだが、集中力を発揮して珈琲茶碗を作り上げ、八郎を驚かせる。
様子を見に来たマツ(富田靖子)は、喜美子が真摯(しんし)に取り組む姿に感動する。
喜美子は八郎の姉のいつ子(しゅはまはるみ)と対面し、弟への思いを聞いて、八郎を大切にしたいと気持ちを新たにする。みんなで写真を撮ろうとしていると、ひろ恵(紺野まひる)という女性から喜美子に珈琲茶碗の大量注文が飛び込んでくる。喜美子を指名しての陶芸の仕事の依頼は初めてのことだったが…という展開が描かれる(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)