同社は単一セグメントだが、製品分類別の売上高のうち包装米飯製品では、210.19億円(7.8%増)となった。昨年11月に値上げを断行した一方、「サトウのごはん新潟県産コシヒカリ」が「2018年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞するなどして堅調な販売で推移。1988年(昭和63年)の包装米飯事業開始以来、初めて売上高200億円超えを達成した。
また包装餅市場が全般に縮小傾向にあるなか、「ながモチフィルム」がもたらす効果の浸透もあり、販売が堅調に推移した包装餅製品の売上高も198.50億円(3.7%増)となっている。
〈サトウ食品工業(株)役員異動=7月22日付〉
▽退任、顧問へ(常勤監査役)小瀬聡
〈米麦日報 2019年6月11日付〉