百貨店を運営する松屋は、銀座本店の屋上で実施している「美しくなるビアガーデン」に勤務している従業員の熱中症対策に取り組んでいる。その一環として、ファンケルとTOPPANが開発した、体温を可視化できる「示温シール」を使った実証実験を8月1日から行っている。
腕に貼ることで温度変化を目視で確認できるシールで、従業員の暑熱リスク予防につなげる。なお、ファンケルでは実証実験を通じてシールを改良し、来年5月頃の上市を目指す。
ファンケルとTOPPANで開発した「示温シール」は、TOPPANのフィルム製膜技術を用いた肌に貼れるフィルムと、一定温度で色が変化する特殊なインクを組み合わせた。体表温が約34度になると変色を始め、約36度で最大変色となる。これにより、シールの色変化によって直感的に体表温を把握できる。現在は開発・試験段階だ。
今回の実験では、示温シールを貼る際の手間や、色の変化によって水分補給や休憩のきっかけとなるか、体調不良の注意喚起として機能するかといった点を、スタッフと事業者の双方にヒアリングを行う。実験は8月31日までを予定する。
ファンケルの広報担当は「この取り組みで少しでも熱中症対策に役立てられれば」と語った。









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