風狂は、新商品のお香「彼は誰時(かわたれどき)」「逢魔が時(おうまがとき)」の開発のため、5月19日(日)~6月30日(日)の期間、CAMPFIREでクラウドファンディングを実施中だ。

CAMPFIREの支援金は、同社のお香の製造や商品のプロモーション費用として活用される。

お香・アロマキャンドル・花瓶のリターンを用意

今回登場したのは、夕方から夜へ、夜から朝へ、時間の移ろいを感じるグラデーションの空をテーマにしたお香。

クラウドファンディングでは、リターンとして、お香「彼は誰時」「逢魔が時」のほか、アロマキャンドル「深山木」「秋風」「木守柿」、花瓶「巌」「凛」も用意されている。

リターン品の発送は10月予定だが、予定より早く用意可能になった場合は順次届く。

人里離れた山奥から見られる夜明け前の空


青~黄のグラデーションになっているお香「彼は誰時」のイメージは、人里離れた山奥から見られる夜明け前の空。


少し青みがかった夜空が、東の空からぼんやりと日の光によって照らされている幻想的な情景を切り取っている。

タイトルの「彼は誰時」とは、薄暗く人や物がはっきりと見えない時間という意味で、特に明け方を意味する言葉。

昔の日本人は、彼は誰時の空の下で、目の前に広がる見えそうで見えない景色を想像して楽しんだり、あるいは恐れたりしていたのかもしれない。

このお香では、そんな「彼は誰時」の空から感じられる神秘的な世界を香りで表現。少し青みがかった空をマリン、オゾンで再現し、ユーカリやラベンダー、マジョラム、アロモアズのハーブノートが澄み切った早朝の空気感と陽が昇る神秘的なオーラと力強さを香りに授け、イランイランやジャスミンのエキゾチックなフローラルノートが異世界へ誘う。

異様な雰囲気を醸し出す夕暮れ時の空


赤~黄のグラデーションになっているお香「逢魔が時」のイメージは、異様な雰囲気を醸し出す夕暮れ時の空。


一日の終わりを告げるかの如く押し寄せてくる赤々とした空は、どこか禍々しい妖気を放っているかのようだ。

「逢魔が時」とは、日暮れの時間を指す言葉。

昔の日本では逢魔が時になると妖怪や魔物が動き始めたり、大きな災いが起こると信じられていた。昔の日本人は、逢魔が時の空から、底知れぬ異様なエネルギーを感じていたのかもしれない。

お香「逢魔が時」は、そんな禍々しい異様な世界観を香りで表現。バニラ、トンカビーンズ、ベンゾインのバルサムノートは、アンバーやタバックのスモーキーノートとの調和により計り知れない奥行きをもたらしており、ナツメグ、ジンジャーの熱感あるスパイスを纏った官能的で動的なイランイランは、心奪われるような夕空とエレガンスを演出している。

お香と共にゆったりした時間の流れを楽しんで

いずれのお香も20本入りで、燃焼時間は約20分。グラデーションカラーのお香がゆっくりと燃え進んでいく様子は、時の流れと共に景色を変えていく空のように、ゆっくりとした時間の流れを感じさせてくれる。

照明の技術が発展し、明暗のオンオフをほとんど完璧にコントロールできる現代においては、このような時間の移り変わりを感じるあいまいな景色との出会いの機会が少なくなっているのではないだろうか。それぞれの空のイメージに合わせて創香したオリジナルのフレグランスと共に、ゆったりとした時間の流れを楽しんでみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:時間の移ろいを感じるグラデーションの空をテーマにしたお香を作りたい!

風狂公式WEBサイト:https://huukyou.com

(佐藤ゆり)