クアラルンプールで一番人気の「パビリオン」でお買いもの＆グルメ

クアラルンプールは、グローバルブルー社が発表したアジア買い物天国ランキングで、香港に次いで2位にランキングされています。街の中には大型ショッピングセンターがいくつもあります。

正面入り口から入って、少し進むとセンターコートが見えます。レベル２~レベル７までが吹き抜けになっています。入口から入ったところはレベル３です。階段で１つ降りてセンターコートに立つと、そのスケールの大きさに驚かされます。

センターコートを中心に回廊が伸びており、道の左右にびっしり店舗が並んでいます。

いくつかパビリオン内にあるお店をご紹介しましょう。レベル４にある「パディーニコンセプトストアー」です。マレーシアのファッションメーカー、パディーニ社のブランドショップが集合しています。

マレーシアでは有名なファッションストア「ブリティッシュインディア」です。写真は、旧正月時のディスプレイで少々派手なお店に見えますが、麻やシルクなどを使ったカジュアルなリゾートウェアが人気のマレーシアブランドです。小さな像のマークがついたポロシャツが人気です。レベル２にあります。

若い女性向けのかわいい靴やバックがそろった「カルロリノ」。パステルカラーを使った華やかな色使いのものが多いお店です。レベル4にあります。

ここからはグルメ系です。親日家のマハティール前首相が、日本のパンのおいしさに感動して作ったパン屋さんです。

レベル６はレストランフロアです。イタリア料理、インド料理、バクテー、香港スイーツなど、様々なお店がありますが、台湾料理の名店「鼎泰豊」も入っています。名物の小龍包は、本場台湾とまったく変わらない味です。日本にもありますが、こちらは小龍包6個入りRM10・30（約350円）で、日本の900円前後からするとかなりお安く食べられますので、利用する価値ありです。

フードコートがあるレベル１に店舗を構える「マダムクワン」です。ナシレマなどのマレーシアフードにアレンジを加え、少々高級感のある料理として提供するお店です。屋台などのマレーシア料理が苦手な人でも、ここの料理なら食べられるかもしれません。地元の人々にも人気で、いつも混雑しています。

レベル１にあるフードコート「フードリパブリック」です。マレーシア料理をはじめ、和食、ピザ、タイ料理、ステーキ、各種スイーツなど、多くのお店があります。店舗も席も、清潔感があり安心して食べられます。屋台より値段は高めですが、それでも安く食事ができますので旅行者にとってもありがたい場所です。ショッピングセンターには必ずフードコートがありますが、その中でもフードリパブリックの店の多さ、使い勝手の良さは一番です。

パビリオンには、こんなものもあります。レベル6にある「東京ストリート」です。日本のラーメン屋、和食レストラン、ダイソー、日本のお菓子の店など、日本に関する店舗が集まっています。クアラルンプールにもたくさんいる日本人のロングステイヤーや駐在員をはじめ、マレーシアの人々にも人気のスポットになっています。

夜、パビリオンを訪れると入口前にある噴水に目を奪われます。写真はピンク色ですが、ブルー、イエロー、グリーンと色が変わって行きます。かなり大きな噴水で、ライトアップではなく、噴水そのものが発光しており、とてもきれいです。

最後に、季節ごとの飾り付けを２つご紹介します。こちらは、旧正月（チャイニーズニューイヤー）の飾り付けです。センターコートが真っ赤になっています。中央には、巨大な黄金の羊像が置かれています。

クリスマスの飾りもド派手です。12月に入ると、各ショッピングセンターは競うようにクリスマスの飾り付けを披露しますが、パビリオンの飾り付けは群を抜いています。このサンタクロース、3階分ぐらいの高さがあります。

パビリオンは、その大きさ、店舗の多さはもちろん魅力なのですが、店内が明るく清潔感があり、楽しく、気持ちよく利用できる点でもおすすめのショッピングセンターです。クアラルンプールに行く機会があれば、少し時間をゆっくり目にとってパビリオンの内部を探検してみてください。