●最新のホテル事情を調査。泊まるだけじゃない、ホテルの新しい楽しみ方を体験してきた

 旅行の印象を大きく左右する要素の一つであるホテル。

これまでは体をゆったりと休ませる施設というのが、あくまでもホテルのメインの役割でした。しかし近年ではその認識にも少し変化が起り、ホテルの滞在自体を楽しもうという動きが増えています。

『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』ではイブニングハイティーという夜のハイティーを提案。ホテルでゆったりと、贅沢な美味しい物を食べつつお酒が飲めると聞いて、実際に行って体験してきました。

新大阪駅1分の『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』のイブニングハイティー

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪』新大阪駅から徒歩1分とアクセスも抜群

 今回紹介するイブニングハイティーを堪能できるのは、関西の玄関口である新大阪駅からわずか徒歩1分の場所にある『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』。新幹線の駅からほぼ直結という好立地ホテルで大阪市内はもちろんのこと京都、神戸、奈良へ抜群のアクセスの良さを誇り大阪観光の拠点にうってつけです。

 多くの人が行きかう新大阪の駅近のホテルではありますが、ホテル内に足を一歩踏み入れるとオープンスペースに漂うのはゆったりとしたムード。

一方で客室はぬくもりも感じさせつつ直感的なデザインが機能的。価格もリーズナブルで利便性と快適さのバランスが抜群のホテルとなっています。

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
ホテル最上階19階にある「Bar19(バーナインティーン)」。大阪の景色を一望できる

 そんな『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』のホテル最上階19階にある「Bar19(バーナインティーン)」で夏限定のイブニングハイティーを開催。そもそもハイティーというのは、スイーツと紅茶の提供スタイルとしてお馴染みのアフタヌーンティーに近く、夕食を兼ねたお茶習慣のこと。

 アフタヌーンティーのメインが軽食やスイーツであるのに対し、ハイティーでは前菜や魚料理があってメインが肉料理であるなど、フルコースのような構成となっています。

『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』のイブニングハイティーでは紅茶だけにとどまらずアルコールの提供もあり、最高の品質を誇りロシア宮廷でも愛された「シャンパン ヴーヴ・クリコ」とのマリアージュまで堪能できる豪華なラインナップとなっています!

夏をテーマにビタミンカラーなフルーツと野菜がカラフルな「YELLOW & GREEN COLLECTION」

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
夏限定イブニングハイティー「YELLOW & GREEN COLLECTION」1名 8800円

『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』が2023年夏限定で提供しているイブニングハイティーはサマーフルーツや夏の野菜をふんだんに使った「YELLOW & GREEN COLLECTION」、ビタミンカラーがフレッシュなメニューとなっています。

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
スタンド1段目

 コース前半としてまず登場するのが3段重ねになっているスタンド。

3つの層に色とりどりの美しい料理がいくつも並んでいます。

 まずスタンド上段、最初の一口として食べたのは「マンゴーとライムを添えた赤海老と烏賊のセビーチェ」柑橘類で味付けされたトロッとした赤エビの濃厚な旨みとシャンパンは、フルーツと魚介とシャンパンという少し意外な組み合わせですが相性は抜群。食材のフレッシュさもあってスタートからすっかり魅了されてしまいました。

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
スタンド2段目

 次に2段目で印象的だったのは「大山どりと万願寺唐辛子のスパイシーサテ」、アジア風の串焼き料理であるサテですが、具材には京野菜である万願寺唐辛子やソースには白味噌が使われ、スパイスの中に京都の情景が見え隠れする逸品となっています。

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
スタンド3段目

 そして3段目には「鱧のベニエ、冷製カッペリーニのバジル風味とサルサヴェルデ」、夏の関西の代表食材である鱧をフライ状に揚げてパスタを巻き込んだメニューで、カリッとした衣と鱧のフワッとした食感、そこに冷製パスタが絡んで、美味しいのはもちろんさまざまな食感も楽しめる内容となっています。

メインにはフレッシュな野菜とアンガス牛が融合するステーキ

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
肉料理「アンガスビーフ サーロインのグリル、塩レモンと粒マスタード ルッコラと無花果 タリアータ風」

 豪華な3段スタンドを堪能しているとメインの肉料理「アンガスビーフ サーロインのグリル、塩レモンと粒マスタード ルッコラと無花果 タリアータ風」が登場。

 やわらかい赤身と適度に入ったサシで、サッパリした旨みが特徴のアンガス牛のステーキに塩レモンの味わいが軽やか。

フレッシュな焼き野菜と無花果の持つナチュラルな甘さが相まって、自然の恵みを堪能できる爽やかなステーキとなっています。

ソースに冷やしあめを使ったスペシャルなデザート

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
デザート「パッションフルーツとレモンのミルクプリン、ライチのグラニテ ひやしあめを添えて」

 メインのステーキの後には、デザート「パッションフルーツとレモンのミルクプリン、ライチのグラニテ ひやしあめを添えて」が登場。プリンの上にシャーベット状のライチなどが乗った夏場に嬉しいひんやり食感のデザートです。

 またソースとして、関西の夏で愛されているドリンクである“ひやしあめ”をスポイトに詰めて添えるなど、遊び心も忘れていないスイーツとなっています。

テーマに合わせたオリジナルカクテルも各種豊富にラインナップ

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた
アルコールだけでなくノンアルコールのドリンクも充実

 お茶を楽しむスタイルのハイティーがベースとなっている本コースですが、イブニングハイティーという夜の時間帯のメニューということでアルコールのラインナップも豊富。

 すでに紹介した「シャンパンのヴーヴ・クリコ」のほかにも赤・白ワイン、またコースのテーマでもある黄と緑のビタミンカラーをイメージした目にも鮮やかなバーテンダーオリジナルのカクテルを7種もラインナップ、こちらはいずれもフリーフロー(飲み放題)となっています。

 またお酒の飲めない方や本来のハイティーの形式として、お茶を楽しみたい方にはオーガニック紅茶も10種類取り揃えられています。

まとめ:「YELLOW & GREEN COLLECTION」で関西のホテル滞在にこれ以上ない体験を

注目の「イブニングハイティー」の楽しみ方とは? 『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で体験してきた

 今回紹介したように『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』で楽しむ、夏のイブニングハイティーは美味しいのはもちろん、疲れやすい夏の体に嬉しいフルーツと野菜がたっぷりでヘルシーな体験となっています。

 また新大阪駅すぐのアクセスのよさを誇るこちらのホテルの最上階バーは新幹線や御堂筋線がすぐ眼下を通り、その先には大阪の夜景、すぐ近くには伊丹空港もあって飛行機も飛び交うという絶景ビュースポット。料理にもそれぞれ関西にゆかりのある食材が遊び心感覚で使用されているので関西旅行のメニューとしてイチオシです。

 また『コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション』のイブニングハイティーは宿泊客以外も利用できるので、関西の方には近隣のお出かけのディナーにもオススメとなっています。

(取材・文◎けいたろう)

●DATA

コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション Bar 19(バーナインティーン)

住:大阪府大阪市淀川区宮原1-2-70 コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション 19F
TEL:06-6350-5701
営:平日17:00~23:00(22:30 L.O.)、土・日曜、祝日14:00~23:00(22:30 L.O.) ※17:00まで喫茶利用可能
休:なし
http://www.cyosaka.com/index.html

夏限定イブニングハイティー「YELLOW & GREEN COLLECTION」
期間:2023年6月1日(木)~8月31日(木)
時間:平日17:00~20:00(L.O.)※除外日:月曜、土・日曜日、祝日 14:00~20:00(L.O.)
場所:Bar19
料金:1名様 8,800円 ※フリーフローは90分制
※上記料金は消費税・サービス料込の料金です。
※ご予約は前日17:00まで、2名様より承ります。


※入荷の都合により、メニュー内容は変更になる場合がございます。
※状況により営業時間が変更になる場合がございます。

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。