TBSラジオ「宇賀なつみ BATON」は、毎週金曜日 21:00から放送。

さぁ6月最初の放送です!
この時期は「梅雨」というイメージですが、宇賀さんとしては、“夏気分”を高める季節にしているそうですよ♪
お誕生日ももうすぐですね!

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!の画像はこちら >>

さて今回のゲストは、広島県で数多くの調味料を作っている
「門井商店株式会社」の代表取締役社長・門井俊さん。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

最近あまり料理ができていないという宇賀さん。
忙しいですもんね。
でもそんな宇賀さんでもあっという間に作れちゃう
万能和風調味料が、この後登場します!!

と、まずは門井商店のご紹介から。
1974年、門井さんのお父さまが、食品加工メーカーに原料をおさめる問屋として創業された門井商店。
そこから門井さんは、「自社もメーカーとして生きていかなければ」と強く思い、自ら工場長に就任。
取引先の「こんなのが欲しいな」という声に一から応え、様々な調味料を開発し続けています!

一口に調味料といっても、例えば焼肉のたれやドレッシング、油淋鶏のたれなど様々。
なんとこれまでに400種類以上は開発されているそうです。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

もともとは問屋さんとして、事業もうまくいっていた中、あえて開発に力を入れようとされたのは「食べる人・作る人の間である問屋業は、時にいらないのでは?」という思いがキッカケだったそう。
美味しいものを作る料理人への憧れ、尊敬というのがとても大きかったと言います。

とはいっても、そこに至るまでは大変なことばかり。どこに営業をしても断られる中、たった1社が「ちょうどラーメンスープを作ろうと思ってたけど、やる?」と声をかけてくれたものの、ラーメンスープを作った経験はゼロ!!

そこで、当時ご結婚されたばかりの奥様に「あなたはラーメン屋にでもなるの?」と言われながらご自宅のキッチンで半年間、作りに作って完成させたそうです。
アイデアに詰まると、とにかく人に聞きに行き、根負けしたラーメン店のオーナーからコツを教えてもらったこともあったとか。

門井さんの成功の秘訣、それは原料の問屋として培われた確かな舌と相手をトリコにしてしまう魅力的なお人柄だったんですね!

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

というわけで、ラーメンスープを皮切りに、お客様からの依頼は右肩上がり。
どんな無茶振りでも、できる限り対応し開発を続けられてきた門井さん。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

そんな門井さんが、メーカーとして大切にしていることは「手作り感」なんだそうです。

機械でやる作業も必要ですが、ギリギリまで手作業にすることで、味にがぜん違いが出るそう。

その分、大量生産は難しくなりますが、小ロットでもお客様が喜んでくれる仕事にチャレンジができるのなら、と笑って話される門井さんでした。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

さて、スタジオには、今回門井商店が開発した、万能和風調味料・こだわりの割り下「美酒佳肴(びしゅかこう)」が登場!

門井さんいわく、「和食は世界一だと思う!」。
そこで、家庭ではなかなか手に入らない原料を使用し、とことんこだわった割り下を作って、日々の食事を豊かにしてほしいと思ったのがきっかけだとか。

開発に挑むうちに、どれも甲乙つけがたく、なんと3種類もできちゃいました!
東京農大で発酵を学ばれていた門井さんが、原料となる醤油・みりん・酒を全国でチョイスして配合した自信作です。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

「完熟」は、色が濃く、味がしっかり!
通常醤油を作る際には、塩水で仕込むそうなんですが、塩水の代わりにすでに作られた醤油で仕込み、さらに3年以上木桶で熟成させたものを使っています。

「淡口」は、使いやすいタイプ。
完熟のような二段仕込みではない醤油を使った分、シンプルな味わいに。

「白濃」は、素材に色をつけたくない料理にもぴったり。


白醤油は甘みに特徴があるそうですが、試行錯誤して甘すぎない味に仕上げました。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

実際に白いお皿にあけてみると、こんな違いが。
“割り下”というと、すき焼きに使うような甘~いものを想像しがちだと思うんですが、どれも甘みがなくキリッとした味わいです。

今回は、ゆで卵を漬けただけの「漬け玉子」をスタジオにお持ちしました!

作り方ですが、まずはゆで卵4個を用意。
「完熟」100ml、「お酢」小さじ2を鍋に入れて中火に。煮え切らないよう70度くらいになったらゆで卵を入れた保存容器に注ぎ込みます。

スタッフが作ってみて感じたコツとしては、あまり強く長く火にかけないこと。
日本酒がかなり利いているので、下手するとフランベのように小鍋がファイアーします(笑)
逆にお酒が苦手な方は、少し温めてアルコールを飛ばしてもいいかもしれませんね。

あとは、1時間ほどしたらひっくり返してそのまま待つだけ。3時間ほど漬け込むのがベストです。

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

それでは、実食です!

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

「しっかり味がする。」
「香りが卵に負けない。」
「お酒飲みたくなっちゃう!」
など宇賀さんも大絶賛♪
原料に日本酒が入ってるので、日本酒とも合わせても美味しくいただけます!

和食にはもちろんですが、洋風にもアレンジができますよ。
ししとうと手羽中の甘辛煮や…

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

アボカドにブルーチーズをのせ、そこに白濃を!
白ワインと合わせたら抜群です♪

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

「カルパッチョにもいいかも」
という宇賀さんの一言を受け、近所のスーパーで安く買った刺身丼に醤油代わりに使ってみたところ、480円の2割引とは思えない上品で料亭のような味わいになりました!!
魚に白濃、素晴らしいです♪

それでは、最後に門井さんのバトンな一言とは・・・

「異彩を放て!」

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

「異なる」「彩り」と書いて「異彩」。


周りの人と同じことをしてても仕方ない。
かと言って、一人でエッジが効きすぎてもダメ。
他とは少し違う、でも変わり者といった意味ではなく彩りを添えられる人になろう。

「異彩を放て!」

きっと多くの方が背中を押されるパワーワードではないでしょうか??

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

宇賀なつみが舌鼓!”万能和風調味料を使った漬け玉子!

◆6月7日放送分より 番組名:「宇賀なつみ BATON」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190607210000

編集部おすすめ