TBSラジオ『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「TOMAS presents High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2019年9月30日(月)放送後記
スタジオは、高校3年生の玉田志織(たまだ・しおり)さん、
小林萌夏(こばやし・もか)さんとお送りしました。

<高校生の主張>
毎回、TBSラジオキャスターが首都圏の高校に伺い、現役高校生たちに学校生活にまつわる話題を取材します。
今週と来週、ご紹介するのは、千葉県松戸市にあります、「専修大学松戸中学校・高等学校」です。
野球部、サッカー部、相撲部などスポーツの強豪校として有名で、建学の精神に「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」を掲げています。
今回は、専修大学松戸中学校・高等学校の「グローバル・スチューデント・リーダーズ」を取材してきました。
部活動ではないそうですが、いったいどんな活動をしているのか?TBSラジオキャスターの田中ひとみが、「グローバル・スチューデント・リーダーズ」の須崎麻由美(すざき・まゆみ)さん、成嶋萌(なるしま・もえ)さん、そして、小野友輔(おの・ゆうすけ)さんに、いろいろと伺いました。

・田中ひとみキャスター
「グローバル・スチューデント・リーダーズ」の活動内容を教えて下さい」
・生徒
「部活動では無くて、団体として活動しています。学年やクラス編成、部活動の枠を超えた国際交流活動を牽引していて、希望すれば、誰でも活動することが出来ます。現在、99人が登録しています」「留学生の皆さんに学校生活を紹介したり、浅草観光なども一緒に行きました。茶道室で和菓子とお茶を提供したり、書道室で一緒に色紙に漢字を書いて、プレゼントもしました」

・田中キャスター
「最近行った活動について教えて下さい」
・生徒
「夏休みの前に、アメリカのネブラスカ州にある姉妹校の生徒の皆さんが修学旅行で日本に来て、ホームステイを受け入れました。しゃぶしゃぶやお寿司を一緒に食べたり、プリクラを撮りました」(須崎さん) 「私は主に学校紹介を担当していました。弓道の経験があるので、彼らに紹介しました。

<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。
100回記念のスペシャルゲスト、陸上界の世界的スーパースター棒高跳びのレジェンドセルゲイ・ブブカさんをお迎えしました!

セルゲイ・ブブカさん
ソ連、現在のウクライナのお生まれです。10歳の時に「棒高跳び」を始め、19歳で出場した「世界陸上」では、男子・棒高跳びで優勝。その後も優勝を続け、「世界陸上6連覇」という前代未聞の偉業を成し遂げました。1988年のソウルオリンピックでも金メダルを獲得。その間、自らの世界記録を35回更新し続けたことで付いたニックネームが「鳥人」。
2000年の現役引退後は、国際オリンピック委員会の理事や、国際陸上競技連盟の副会長、ウクライナ・オリンピック協会の会長を務めるなどスポーツ界の発展に尽力されています。石井大裕は、高校時代、ヨーロッパでのテニスの試合の際、ブブカさんのご子息とダブルスを組んでいました。その縁で、ブブカさんのお宅に「居候」させてもらっていて、ブブカさんは石井を「日本の息子」として可愛がっています!今回、東京・池袋の立教大学で開催された、株式会社オープンハウス・立教大学共催による、セルゲイ・ブブカさんの特別講演の後に、小林萌夏さんと石井大裕がお話しを伺いました。

小林萌夏さん、石井大裕アナウンサー
「石井大裕にインタビューされるのは、どんな気分ですか?」
セルゲイ・ブブカさん
「日本の息子と、こうして話を一緒に出来ることや、仕事として講演などを一緒にすることはとても幸せです。」
小林萌夏さん、石井アナウンサー(玉田志織さんからの質問)
「留学中の石井大裕はどんな様子でしたか?何を食べていましたか?」
セルゲイ・ブブカさん
「彼は、いつも食べていました(笑)。
・小林萌夏さん、石井大裕アナウンサー
「来年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。ブブカさんが大会の前に、いつも心がけていたことを教えて下さい。」
・セルゲイ・ブブカさん
「いつも試合前には、いろいろなことをイメージして準備をしています。なぜならば、それだけストレスもかかり、緊張もするし、当然、プレッシャーにも勝たなければいけません。だからこそ、しっかりと準備をすることが大切です。ストレスがある中での仕事において、(萌夏さんのように)ステージに立つのと、(テニスの)試合に行くことは同じです。「毎日毎日、良くなりたい」と思うことがとても大事です。棒高跳びは、バーがどんどん高くなります。あなたも同じように、一つ一つ超えてゆくことです。絶対に諦めてはいけません。最後には「自分自身がどうしたいのか、どうなりたいのか」が出てきます。時には失敗もしますし、だめな時もあります。

ほかにも素敵なお話しをたくさんしていただきました!

インタビューの前に立教大学で行われた講演会では、先日、番組にお越しいただいた小須田潤太さんとブブカさんの対談も石井大裕の司会で行われました。
◆9月30日放送分より 番組名:「TOMAS presents High School a Go Go!!」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190930210000