TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

愛知県の和菓子の老舗がつくる、餡麩三喜羅ってどんなお菓子?の画像はこちら >>

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。
10月29日の放送では、愛知県のリスナーの方からいただいた お便りをご紹介しました。

お便りでご紹介いただいたのが、地元の有名な和菓子屋さんだという、愛知県北部、江南市にある和菓子の老舗「大口屋」さんの「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」。

生麩の中に漉し餡が入った「麩まんじゅう」なのだそうで、口に入れるとモチモチとした食感ながら、口当たりがよくて、口の中に入れると、すぐ溶けてしまうという。また、こしあんは上品な甘さで、軽く何個でも食べられちゃう。というから気になります。

調べたところ大口屋さんの創業は江戸時代の文政元年。1818年。老舗中の老舗です。
この、銘菓と言われる「餡麩三喜羅」は、古くから尾張地方でよく食されてきた「麩」を活用し、長年にわたる研究によって、1973年に誕生したのだとか。特にこだわっているのが、お麩。気温や湿度の影響を受けやすい生麩を、職人の技と勘で丁寧に加熱して仕上げることで、なめらかでこしのある独特の食感を生み出しているという事です。

そして、忘れてならないのが、おまんじゅうを包んでいる塩漬けの葉っぱ。

サルトリイバラと呼ばれるユリ科の植物の葉なのだそうですが…、この葉っぱの香と、程よい塩味が饅頭本体に移り、味に深みを加えるのだそうです。う~ん!美味しそう。食べたくなりますね。

◆10月29日放送分より 番組名:「檀れい 今日の1ページ」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20191029062000

編集部おすすめ