「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」。毎週月曜日は東京新聞との紙面連動企画。
今日は、先日の九州豪雨で町全体が浸水した佐賀県武雄市でのボランティアなどの支援について取り上げた「こちら特報部 2年前も豪雨災害 佐賀・武雄」の記事に注目しました。佐賀県武雄市は、二年前にも豪雨災害に見舞われ、ようやく生活を立て直しかけた矢先、再び今回の豪雨災害となってしまいました。
『人数がなかなか集まらないのは確かですね。大々的にボランティアさんにお声をかけられなかったりということもあって、回り切れていないんですね、被災者の方のところに、スタッフもちょっと手が回らなくて。なので、県外で後方支援という形で、例えば被災者と直接つながっている方は、お電話で状況を確認して、後方支援として、やること見つけながら、みなさんに関わって頂いてます。コロナももちろん災害ですし、この水害も災害ですし、コロナ禍でのボランティア活動っていうのをもう一回、今までの活動を含めて、学びなおしたり、洗いなおしたりしながら、やらなきゃいけないのかな、というのは思いますね。』(「被災地NGO協働センター」増島智子さん)コロナだと、なかなか県外からの支援は入れませんから・・・。ボランティアの募集や取りまとめは、いくつかの団体がありますが、もっとも一般的な社会福祉協議会では、コロナ対策で県内の人に限っています。(おもやいボランティアセンターでは、制限は設けていませんが、向かう前に事務局にご確認ください。)そのため、ボランティアが足りず、被災地では、被災者同士が助け合う場面が多くみられるそうです。そうした中で、コロナ禍での新しいボランティアの形として、県外のボランティアの方が、県外で出来ることを探して支援する。例えば、電話で様子を聞いて、調査して、現地スタッフに伝えたり、他にも、必要な物資を車で運んで、チャっと下して、とどまらずに、すぐに帰るボランティアがいたり。また、前回は武雄市に来ていた神奈川の女性は、今回は物資を送る支援にした。すると『こんなに遠くの方が気にかけて、支援してくれるのね』と被災者の方は少し元気が出たそうです。
(ちなみに8月28~29日の土日はボランティアも少し増えたそうでよかったのですが、なにしろ気温が高くて、被災者の方たちの疲労の色が濃くなったように見えました、と増島さんが昨日の夜、話していました。)
現地に入らなくてもできる支援もある・・・自分には何ができるのか、改めて考えてみたいと思いました。
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