女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、味噌漬けについてお送りしました。
ラジオネーム「コロンボ」さん。52歳の男性からいただいたメールに・・・
最近、居酒屋で「みそチーズ」というおつまみを注文したところ
これがすこぶるおいしかったのです。
味噌にチーズを漬け込んだもののようで、チーズの濃厚さにプラスしてほんのり味噌の味もします。
どちらも発酵食品なので相性が良いのでしょう。
檀さんも機会があったら、味わってください。
〝チーズの味噌漬け〟と、いったところでしょうか。
「味噌漬け」です。いわば〝お漬物〟ですね。実は、古くからある食べ方だそうで、ヌカ漬けが広まる江戸時代以前には、ナスやフキやウリの味噌漬けが一般的な「お漬物」だったとか。現在でも、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、キュウリなどの野菜、京都の甘い白みそ(正確には「はんなりと甘いお味噌」)に肉や魚を漬けたあとに焼いていただく「西京焼き」など、味噌漬けの料理も一般的ですね。
また「浸透圧=塩分の薄い方から濃い方へ〝水分が移動する〟現象」を利用することで、水分が減って「味が濃厚になる」ため、さまざまなものを味噌に漬けると美味しくなるそうです。
「卵黄」。
「お豆腐」。こちらは水分がぎゅっと減った結果、お豆腐感はなくなり、まるで「チーズ」のような食感と味になるそうで、やはり「白いご飯、何杯でもイケる」とか。
お豆腐がチーズのようになる。チーズがさらに美味しくなる。
味噌の力は偉大ですね。いろんなものを試してみるのはいかがでしょう。
◆12月13日放送分より 番組名:「檀れい 今日の1ページ」
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