TBSラジオ「ACTION」月~金曜日の15時30分から生放送。月曜パーソナリティは宮藤官九郎さん。

『世の中に溢れる“未公開”映画を集めて上映会を開きたい!』

そんな思いからスタートしたこのプロジェクト

これまで、映画の興行に携わるプロや、実際に自身の作品が未公開になってしまった監督をお呼びして、なぜ“未公開”となってしまう作品があるのか、その理由を色々と伺いました。

今回は、過去に未公開作品を募集した、映画祭「お蔵出し映画祭」を主催したメンバーの一人、映画プロデューサーの佐倉寛二郎さんを迎えて、実際に未公開映画祭を開催するためのアドバイスを伺いました!

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宮藤:開催するとして、正直、一回も上映していない映画だと、面白いのかどうかもわからないじゃないですか。

佐倉:業界に情報を持ってフラフラ歩いている人がいるじゃないですか。
   そういう人を雇って、情報を集めるんです。

宮藤:あー!わかります!なるほど。

未公開映画祭プロジェクト第4弾! ついに本格始動!?

幸坂:訳あって公開されなかった映画で、見てみたら面白かった映画は、どんなものがありますか?

佐倉:「朽ちた手押し車」という作品が、お蔵出し映画祭の3回目グランプリを取ったんですけど、出演された方がみなさんお亡くなりになっていて、三国連太郎さん、田村高廣さん、初井言榮さんとか。

宮藤:えー!すごい!なんで、未公開になっちゃったんですか?

佐倉:当時、この映画に出資されていた方が、もうひとつ、沢田研二主演の映画にも出資していて、その映画が赤字だったんです。
   その映画よりもかなり地味なこの映画も赤字になっちゃうから、公開するのをやめようってなったんです。
   「朽ちた手押し車」はその会社の倉庫に眠ってたんです。

宮藤:えっ!その時代ってことは、三国さんもまだ若いですよね!
   そんな未公開映画もあるんだ!がぜん、テンションが上がってきました!!

未公開映画祭プロジェクト第4弾! ついに本格始動!?

ほかにも、未公開映画祭を開催するために、かなり重要な情報が飛び出しました!

◆6月1日放送分より 番組名:「ACTION」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200601153000

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