TBSラジオで放送中の「ACTION」。月曜パーソナリティは、宮藤官九郎さん。
9月14日(月)のGUEST ACTIONは、様々な職業の方の愚痴を聞く「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。今日は、A馬隼人さん、K桐千晶さん、そしてK坂理加さんをお迎えして、フリーアナウンサーの愚痴を宮藤官九郎さんがお伺いしました。
A馬:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、フリーアナウンサーって1つ1つの結果がシビアに響いてきます。
宮藤:いきなりド直球ですね。
A馬:番組が終わるときは、なんで終わるかの説明がないですね。
宮藤:あぁ~。局アナのときはありましたか?
A馬:それはありましたよ。先輩のアナウンサーや役職の人、現場のディレクターやプロデューサーが理由を言ってくれることも少なくなかったです。それがフリーの場合、呼ばれたときの理由は相当言われるんですが、終わるときは一言もないですね。僕もこれまで、いくつもの始まりと終わりを経験しましたが(笑)、終わったあとは自問自答なんですよ。「なにがダメだったんだろう…」と。それで心の年輪ができていって、強くなっていきます。
K桐:じゃあ今回も一回り大きくなれますね。
A馬:またバームクーヘンが大きくなりました(笑)
K桐:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、個性の出し方が難しいんです。

宮藤:フリーだと、なにか得意技がないと選ばれなさそうですね。
K桐:帯のレギュラーがないと、数あるフリーアナウンサーから選ばれなきゃいけないので、なにか1個得意分野だったり詳しく喋れることがあったほうが選ばれるので、個性があったほうが良いですね。ただ、個性がありすぎるとダメなときもあるんです。私がデイキャッチのアシスタントに選んでもらえたのも、プロフィールの個性が強すぎなかったからなんです。デイキャッチの当時のプロデューサーからオーディションのときの話を聞いたんです。まずいろんな事務所のホームページからアシスタントの候補を選ぶんですが、「特技でフラメンコと書いている人はやめよう」と話していたみたいです(笑)
K坂:フラメンコは多いですよね!
K桐:「私を見て!」という自己主張の塊で、絶対メインパーソナリティーとぶつかるから、フラメンカーだけはやめようと(笑)それで極めて地味なプロフィールの私を候補で選んでくれて、オーディションで受かったという流れですね。
K坂:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、フリーアナウンサーって局アナよりもチャラついて見られるんです。
一同:(首をかしげる)

K坂:あれ?共感されてない(笑)おかしいな…。
宮藤:大丈夫ですよ、続けてください(笑)
K坂:局アナのときには言われなかった、「IT企業の社長さんや業界人と遊んでるんでしょ?」とか「パトロンがいるんでしょ?」とか「自分で身体張って営業してるんでしょ?」とか言われるんですよ。
宮藤:えぇ?この令和の時代にそんなこと言われるの?
K坂:そうなんですよ。
A馬:「チャラついて見られる」というよりは、「チャラついていてほしいと思っている人たちがいっぱい来る」が正しいかもしれませんね。
一同:あぁ~!
A馬:「仕事につながるかもしれないから」みたいなことを言うおじさんは、局アナだとあんまり寄れないけど、「フリーなら大丈夫だろう」という目で見ているんでしょうね。
K坂:その通りですね。
宮藤:「僕と仲良くしたら仕事振るよ」って言ってくる人はいたの?

K坂:いましたね。「仕事の依頼がある」と言われて、会食に呼ばれたんですが、それはただの接待合コンでした…。
K桐:うわぁ、辛い…。
K坂:会員制の六本木のバーで、よく分からない社長が何人かいて(笑)仕事の話もせず、「俺のことどう見える?」とか「俺、あの曲を歌ってるアーティストの作詞やってるんだよ」とか、そういう話を延々に聞かされて終わりました。
宮藤:そこはアナウンサーはK坂さん1人だけなんでしょ?
K坂:そうですね。「これ食べて食レポしてみて」とか。
一同:うわぁ~!!
宮藤:そういうことが楽しいと信じている大人がまだたくさんいるんですね。
K坂:そうですね。
フリーアナウンサーになって良かった話も伺いました。

◆9月14日放送分より 番組名:「ACTION」
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