TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」平日6時20分頃放送(「生島ヒロシのおはよう一直線」内)

9月29日は数字の「929」語呂合せで「クリーニングの日」 ...の画像はこちら >>

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。9月29日は、お洗濯のコツをご紹介しました。

9月29日は数字の「929」語呂合せで「クリーニングの日」。そこで、今朝は「お洗濯のコツ」をご紹介しました。

今回、アドバイスをいただいたのは、クレイジーケンバンドなど、有名アーティストのライブや舞台衣装を洗濯された、横浜市・都筑区のクリーニング店「クリーニング リブレ」の茂木康之さん。茂木さんは、宅配クリーニング業に加えて、お兄さんらと3人で「洗濯ブラザーズ」を結成し、各地で「正しい洗い方」を啓蒙する活動などもされているんです。

「洗濯」と言えば、洗濯機の中に衣類を入れて、あとは全自動でお任せ、という方が多いかもしれません。しかし、洗濯ブラザーズの茂木さんによりますと、それだけでは、服はキレイにならないそうです。茂木さんが提案する「お洗濯」は3つのステップがあります。

まずは、1つ目のステップ…「準備」

洗濯槽の中に、衣類を入れておくと、湿気によって、雑菌が繁殖します。脱いだ衣類は通気性のいい洗濯カゴに入れておくといいそうです。そして、もう1つ準備の中で大切なのが、予洗い「プレウォッシュ」。洗濯用の液体洗剤とお水を1対1で混ぜ、雑貨屋さんなどで販売しているスプレーに入れて下さい。この洗剤を水で薄めた液体を汚れが気になる箇所にシュッシュと、吹き付けてトントンと、洗濯用のブラシで叩けば、皮脂汚れを浮かすことができるそうです。

ブラシでこすってしまうと、生地が傷むので、叩くのがポイント。なお、洗濯用のブラシはホームセンターなどで販売されているそうです。

続いて、2つ目のステップ…「本洗い」

洗濯機の全自動コースで洗う前に、ひと手間加えるだけで、仕上がりが変わるそうなんですが、洗濯ブラザーズの茂木さんが特に大事だとおっしゃっているのが、「水、洗剤、衣類」の入れる順番。まず、衣類に水が直接降りかかると衣類はダメージを受けてしまうため、衣類は入れず、洗濯槽をカラにして、手動設定で水の量を最大量にして、スタートボタンを押します。洗濯はたっぷりの水で洗うのが基本なんですが、最近の洗濯機は節水で設計されているため、全自動にすると、水の量が足りなくなるケースもあるそうです。水が溜まりきったら、一時停止ボタンを押して下さい。次に、洗剤を水の中に直接入れて、洗剤とお水を混ぜます。泡立つまで、洗濯機を回して下さい。水と洗剤が泡立ったら、最後に洗濯物を入れて、洗濯スタート。水と洗剤を混ぜてから衣類を入れるのが、洗濯ブラザーズ流の洗い方。これで、衣類を傷めずに、しっかり汚れを落とすことが出来るそうです。

そして、最後のステップ。
3つ目は…「乾燥・仕上げ」

外で干すと、紫外線によって、生地が傷んだり、色落ちがするため、プロの方は外では干さないそうです。部屋干しのポイントは除湿機と、扇風機やサーキュレータを使って、なるべく狭い部屋で乾かすのがポイントだという事です。
ぜひ、参考になさってください!

◆9月29日放送分より 番組名:「檀れい 今日の1ページ」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200929062000

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