TBSラジオ「コシノジュンコ MASACA」毎週日曜夕方5時から放送!

2020年12月13日(日)放送
森泉さん(part 1)
1982年東京都港区生まれ。ファッションデザイナーの森英恵を祖母に、株式会社ハナヱモリ元社長の森顕を父に、イタリア系アメリカ人の元ファッションモデルの森パメラを母にもつファッション一家。

2002年、19歳でモデルデビュー。日本ファッションエディターズクラブ主宰の第48回FCEモデル・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。現在はバラエティ番組などで活躍中です。
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JK:私にとって泉ちゃんのおばあさま、森英恵さんは本当に尊敬する先生なんです! 私が19歳で装苑賞を取った時、私の作品を選んでくれた先生が森先生。そのときの私の作品がブルーのシャギーの生地でね。その当時新宿にヒヨシヤっていうブティックがあってね、よく通ったの! 賢三さんとかみんなで。だって本当に憧れの先生ですもの!

森:うわぁ~! なんかうれしい~! ありがとうございます。

JK:本当なの! 森先生のイメージにみんなあこがれてファッションに、っていう。パリにブティックを出した時も、森先生はもうオートクチュール協会に入っていらっしゃって、近所だからよくショウを見に来てくださって。この前偶然お会いしたんだけど、お元気だったわね!

出水:泉さんにとって、おばあさまの森英恵さんはどんな存在なんですか?

森:我が家では「おばあさん」とは呼べなくて、「ママ森」って呼んでるんです(^^)森家のママ。でも小さいころから一緒に住んでたんで、たまに何やってるのかなと覗きに行くと、ボディにいろいろ生地をピンでとめてる姿が身近にあって。生地でいろいろ遊んでると「これはこういう感じでね、こういう素材っていうんだよ」って教えてくれたり。

そういう意味ではファッションが身近にあったんですよ。小さいころからショウも見に行かせてもらったりして・・・貴重な体験でしたね。

出水:小さいころから本物を見続けてるっていうのは英才教育ですよね!

JK:ものづくりとか、本当に地味な仕事を身近に見てるって大きいですよね。ほかの人はできあがった華やかなものは見られても、そういうのは体験どころか見られないものね。

森:今はとくにそう思いますね。小さいころは当たり前で普通な感じはしてたんですけど、今になって貴重な体験だったんだなと思います。

JK:うちの息子も、色だしとかしてると「えっ、お仕事だと思ったら遊んでるの?」って(笑)その当時は渋い色を使ってて、だから子供なのに渋い色が好きになっちゃった(^^)

森:あははは! かわいい~。

出水:泉さんは5人兄弟でにぎやかな家庭で育ったんですよね?

森:すごいですよね、うちのお母さんは! 自分も子供ができてあらためて思うんですけど、私はいま娘が1人ですが、年が近いきょうだいが4人、5人もいると思うと・・・すごかったなぁと思って! でも本当にうちのお母さんは明るいので。大変だったと思うんですよ、当時外国から1人で来て、仕事もして子育てもするっていうのは。でも愚痴ったところを1度も聞いたことがなくて、いつも明るく笑っていた。それが乗り越える秘訣だったのかなと思うんです。

JK:パパはどうなの? かっこいいんですよ、本当に背が高くて!

森:パパは、自分のことを侍だと思ってるのか(笑)ちょっと古い男の人です。

男は何もしない! 何もしないっていうと怒られちゃうな、仕事は頑張ってたので。でもキッチンには立たないし、「おい、お風呂!」っていうと、私たちの誰かが走ってお風呂を入れに行くっていう・・・でも最近は怖くなくなっちゃったから、誰も何もやらなくなっちゃった(笑) だからしぶしぶながら自分で入れてました!
森泉~大家族に生まれ、動物王国に暮らす~

出水:今、一家で集まることはあるんですか?

森:そうですね、最近はコロナの影響でそこまでなくなったんですけど、ちょっと前までは近くにお気に入りのレストランがあって、みんなで徐々に集まって・・・というのはありました。

JK:森先生も相変わらずね。良かった。私も森先生の後をついで、装苑賞の審査員をずーっとギネスものでやってます!

森:わぁすごーい! 今日会ったら伝えます。

JK:出発点が森先生だからね。

出水:季節はそろそろクリスマスですが、森家流のクリスマスの過ごし方は?

森:なんだろうなぁ? 人数が多いので、自然と集まってご飯を食べるっていうのがあるんですけど、どちらかというとクリスマスよりもサンクスギビングのほうが、ママもターキーをオーブンで焼いて。そっちのほうを頑張って、クリスマスは疲れちゃうみたいです(笑)

JK:ああそうか、先にそっちのほうでね。じゃあクリスマスツリーとかそういうのはない?

森:ある時もあったんですけど・・・家の真ん中にでっかい柱みたいのが立ってたんですよ。それをクリスマスツリーにたとえて靴下をぶら下げたり、その下にプレゼントを置いたり(^^)うちのお母さんも結構ペンキ塗りとかするので、サンタの絵を描いたり、ペンキでかわいく塗ったり。終わったらまた白に塗り替えたり。

出水:いまはお嬢さんが2歳ですね~!

森:もうやんちゃガールで元気いっぱいです(^^)でも、動物がいっぱいいるのでどうかな~と最初は心配してたんですが・・・。

JK:そうですよね、それまでは動物がメインだったんでしょ?

森:数的には12種類24匹って言ってるんですが、それも熱帯魚を入れるかな?とか、メダカとかも入るのかな?とかで、多少数が減ったり増えたりするんです(笑)

JK:でもエサで忙しいじゃないですか! みんな毎日違うでしょ?

森:ワンちゃんは6匹いるんですけど、みんな違うものを食べるんですよ。アレルギーとか、薬がある子もいるので。だから朝起きると飼育員になるんです(^^)それがルーティンになってるんで、普通な感じ。

JK:名前はみんなあるの? 覚えられないじゃない?

森:モチロン! 覚えますよ!

出水:そこにお嬢さんが加わって、動物たちの反応はいかがですか?

森:でも様々ですね。興味津々の子もいれば、無視する子もいれば。

JK:お子さんができてやきもち焼くんじゃない? 敵が来たな!とか。

森:そういう子もいました。かわいがられてる子が来たな、とか。だけど本当に上手に接してますし、大人よりも子供の方が上手に手なずけてて、動物王国の女王になっちゃってます(^^)上からご飯を上げたり、お菓子をあげたり。

JK:へ~え! でも、それもひとつのお仕事ね。2歳でもうお仕事(笑)あれっ、豚かなんかも飼ってなかった?

森:はい、豚ちゃんもいます! なまけものちゃんもいたり・・・いろんな子がいるんです(^^;)

森泉~大家族に生まれ、動物王国に暮らす~

出水:泉さんが一緒に暮らしている動物の中には、ペットショップから引き取ったものもあれば、殺処分される前に引き取った子もいるんですよね。

森:最近じゃないですか、保護犬っていうワードが出てきて知られるようになったのも。

私もある動物保護団体をしている女性とお会いする機会があって、すごく気が合うというか。それでうちも、一時預かり的な感じで、飼い主さんが見つかるまで一緒に生活して、トイレのトレーニングしたり、もらわれやすくしたり。人慣れしていないワンちゃんが人と慣れるように、仕事に連れいったり。

出水:旦那さんも動物が好きで、活動にも理解がある方なんですね。

森:でないと結婚してくれないですよね(笑)だからまぁ、私イコール動物が付いてくるよ、っていうのは最初からわかってて・・・でも彼も大型犬を飼ってたので、動物は好きですし。

JK:でも1匹かと思ったら、ぞろぞろついてくるんでしょ? どんななのかしら?! 部屋があるの?

森:一緒に生活してますよ(笑)できる限り同じ生活環境にいたいんですよ。ペット部屋って分ける方もいるんですけど、私は一緒にTVも観たいし、一緒にご飯も食べたいし。お互い感じられる距離でいたいなっていうのは心掛けてます。

出水:朝寝てたら、みんな見下ろしてそうですね(笑)

森:ベッドで一緒に寝る子もいれば、自分のスペースで寝たい子もいれば、性格もさまざまなので面白いです。

JK:そういう環境なら他の猫たちも教わるのかしら?

森:でもワンちゃんとかも、最初にいる子がトイレのしつけを教えてくれたり。遊び方を教えてあげたり。

出水:えー! 賢い!! 種を越えて遊んでることもあるんですか?

森:あんまりないですね。

たまにオウムちゃんがワンちゃんにちょっかい出したりとか(笑)私の電話の声を真似したりね。

=OA楽曲=
M1. I Want To Break Free / Queen

◆12月13日放送分より 番組名:「コシノジュンコ MASACA」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201213170000

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