TBSラジオ『井上貴博 土曜日の「あ」』毎週土曜13時から放送中!

11月5日(土)の井上貴博 土曜日の「あ」。

オープニングトークは井上さんの発見の「あっ!」から!

井上貴博 生姜料理を求めた先には…の画像はこちら >>

井上「見つけたんですよ」

田中「発見の『あ』?」

井上「イエス!」

田中「そう思いました!何を見つけたんですか?!」

井上「いいお店を見つけた発見です」

田中「何のお店でしょうか?」

井上「私が好きな食べ物・食材といえば?」

田中「キムチ?」

井上「そっちいったか!」

田中「牛乳?」

井上「あー!」

田中「バナナ?」

井上「あー!!」

田中「井上さんの家の冷蔵庫に入ってると言われていたものを挙げてみたんですけど」

井上「あの…薬味で言うと…?」

田中「あっ!生姜!」

井上「正解です!以前もこの番組でジンジャエールとか、生姜の話を何度かしましたけど…普段から生姜専門店を探してるんですよ」

田中「生姜の専門店?」

井上「生姜の料理専門店ですかね。

東京都内ってあんまりなくて…吉祥寺とか。あと表参道にもあるんですけど。ちょっとねオシャレな雰囲気なので、少し1人でふらっと立ち寄れる場所がいいなと思って探していて」

田中「うん」

井上「最近見つけたんですよ。長岡生姜ラーメンのお店が渋谷にあるっていうのを見つけたんですよ」

田中「どの辺ですか?」

井上「渋谷の明治通りのところなんですけど」

田中「私それ言ったことあるかも」

井上「本当ですか?!」

田中「渋谷の美容院に通っているんですけど、ちょうどお昼頃に髪切った時に美容師さんにおすすめのラーメン屋さんありませんかって聞いたらそこを教えてもらって行きました」

井上「気が合うじゃない!ちなみにね、長岡生姜ラーメンっていうのは…元々、新潟県長岡市のご当地ラーメンなんですよ」

田中「へぇ」

井上「元々は、確か豚の臭みを消すために生姜を入れ始めて、でもそもそも生姜入れるのを美味しいよね!ってなって…ご当地ラーメンとして人気になった」

田中「へぇ~」

井上「私も昔から行きたかったんです。存在は知ってて。でも新潟ってあんまり行く機会がないので…一度だけ、『生活は踊る』をやっていた頃なので、2015年ぐらいだと思うんすけど、『ビビット』っていう情報番組をやってまして、そのロケで長野に行くことがあったんです。長野だから少し足を伸ばして新潟まで行けるんなぁ。ロケ終わった後ラーメン食べられるなぁって思ってたんですけど…結局ロケが押してしまって行けなかったんですよ」

田中「あぁ…」

井上「そんな積年の思いもあって調べたら…たまたま渋谷!これもう居ても立ってもいられず、火曜日に行って来たんですよ!明治通りから1本入ったところにある、長岡生姜ラーメン『しょうがの湯』って書いてある」

▼井上さん撮影 『長岡生姜ラーメン しょうがの湯』の外観

井上貴博 生姜料理を求めた先には…

田中「思い出しました!」

井上「お店入ると、もう生姜の香りにふわっと包まれませんでした?」

田中「はい!」

井上「私もうその時点でニヤニヤ止まらなくて!私が入ったときは店員さんが、1人で男性がやりくりしてました。Nスタ終わりの火曜日の夜9時過ぎぐらい。男性2人女性2人、皆さん1人で食べてましたね」

田中「はい」

井上「お店入ってすぐ右に券売機ありまして、券売機で食券を買うスタイル。そこで驚いたのが…現金しか使えない券売機でした」

田中「ああ!そうだったかも知れない!」

井上「私は久々に見たなぁと思って。ICカードとかQRコード決済が多い中で…現金だと思って…」

田中「ええ」

井上「私ちょっと、やばいって思ったんです。

本当に現金使わない生活になっていて。割り勘するのにも、PayPayで後でやりくりするとかになってたんで。やばい…現金があるかなと思って財布開けたら小銭120円とお札が5000円札1枚と1万円札1枚入ってたんです」

田中「うん」

井上「何かの時用で入れていて。『自分、ありがとう!』って!良かったと思って5000円入れて使いました!使えたんですけど…ラーメンのボタン反応しないんです」

田中「何だろう」

井上「ゆっくり押してみたり、連打してみたり、優しく押してみたりするんだけど全然反応がない…で、券売機の下の方見たら赤いランプが点いてて『千円札が切れてます』と…」

田中「あら…」

井上「お店出て、2軒隣のドラッグストア行ってウロウロして、最終的にウィルキンソン85円買ってお釣りの4915円握りしめて、また現場について…ラーメン屋の店主の方に頼むのはちょっと気が引けました。恥ずかしかったのと、あと1人でやってらっしゃったので、そこで止めるのもちょっとはばかられて…」

田中「ご迷惑がかかっちゃいますもんね」

井上「それでようやく注文。塩ラーメンの卵入りで980円買いまして。カウンターの奥に座って食券を渡して待ってる時に、厨房の調理台見たら…成人男性の握りこぶしぐらいの大きさの生姜がゴロゴロ置いてあるんですよ!」

田中「おお!」

井上「この生姜使うんだ!と思って、嬉しい!と思って。もう私にとってはもう…」

田中「良かったねぇ(笑)」

井上貴博 生姜料理を求めた先には…

井上「ねぇ?!良かったでしょう?!インスタ映えする台湾スイーツより何よりも生姜が興奮するから!これ入るんだ!と思って」

田中 (笑い)

井上「それで、手前に目線をやったら、テーブルの上にお箸があって、レンゲがあって、醤油、お酢とかの調味料を置いてありますよね?」

田中「はい」

井上「このお店の調味料を覚えてますか?」

田中「覚えてません!」

井上「細かいとこ見てねぇって話か!ここの調味料驚いたのが…生姜酢と生姜醬油が置いてある」

田中「へぇ!お酢と醤油?!」

井上「お酢と醤油、それぞれ生姜で割って!生姜酢と生姜醬油があるんですよ!もうなんか…生半可なお店じゃないな、ここは!と思って!『自信が確信に変わってきた!』、『こんなお店最高だな!』と思ってたら…ラーメン出てきたんですよ!」

田中「うん!」

井上「まず目に飛び込んできたのはナルトが中央にあるんです。それで周りを、トッピングが珍しいなと思ったほうれん草なんですね」

田中「はい」

井上「で、チャーシューは削り落としたような感じで、私はシーチキンのような感じに見えたんです。細切れになってるチャーシュー。まずはレンゲでスープを頂いて…レンゲでいただいて…」

田中「うん」

井上「…うまいですね!生姜がしっかりと強いんです!麺はちょっと太めで私の塩ラーメンはストレート麺で、ちょっとモチモチした感じ。美味しいなぁと思ってて、やっぱり途中で『そうだそうだ』と思って、生姜酢と生姜醤油使わなきゃね!せっかくだからね!」

▼井上さん撮影 『塩ラーメン卵入り』

井上貴博 生姜料理を求めた先には…

田中「はい」

井上「レンゲにスープをすくって、ちょっと麺に入れて、ちょっとメンマ入れて…そのレンゲを小さなラーメン丼に見立てた。

そうでそこに生姜酢をドバドバって…食べて……美味い!!」

田中「良かったねぇ(笑)」

井上「私お酢も好きだから、そのお酢ですっきりさっぱり味の輪郭がピシッて決まる感じで!あと生姜のピリピリとした感じ!それで次は生姜醤油だと思って、同じようにレンゲでスープすくって、生姜醤油入れて……これいまいちでしたね」

田中 (笑)

井上「やっぱり塩ラーメンに醤油って駄目でしたね。それで半分ぐらいは美味しいな楽しいなと思って食べてたら、これジンジャーエールの時もお伝えしたんですけど、やっぱり生姜って徐々に慣れてくるんですよ」

田中「えぇ」

井上「もっと欲しいというか、もっともっとちょうだいってなって。周り見てみたらあったんですよ…メニューに」

田中「追い生姜が?」

井上「メニューのところのトッピングのところに『追い生姜』があって!これいいなと頼んだんです!」

田中「はい」

井上「追い生姜が120円したんです。結構高いなと思って。それで生姜の下に小さな文字で『お好きな量を加えてお召し上がりください』って書いてあったんですよ」

田中「はい」

井上「ちょっと意味わかんないなと思って、お好きな量かどうかはお店が決めるでしょ?って。それで出てきたのは…ゴルフボールぐらいの大きさの生姜の塊が出てきたんですよ!生の生姜とおろし金!それで自分で削ってそれを入れて食べるの!

▼井上さん撮影 『トッピング・追い生姜』

井上貴博 生姜料理を求めた先には…

田中「擦りたて!」

井上「そう!擦りたての生姜の風味がまた最高なんですよ!たまらなく美味しくて!!」

田中(笑)

井上「擦りたての生姜全部入れて食べて!ここまで生姜で勝負するお店なんだって惚れ惚れしましたね!」

田中「パラダイスですね!」

井上「生姜天国です。当然全部擦って。指切れるギリギリぐらいまでして!」

田中「危ない!」

井上「私、塩分過多になるなと思って、スープも普段はそんなに飲まないんですけど…最後の方まで飲んでます」

田中「生姜の湯に浸かっちゃったくらいで」

井上「そうそう!でもそれでね?帰りながら思ったんです。もうちょっと自分自身、生姜にちゃんと向き合わなきゃ駄目だな!と思って。生半可だったなと思ってですね。なのでぜひ、リスナーの皆さん近くに生姜料理専門店あるよ!とか、ここの生姜料理美味しいよ!っていうのあったらぜひ教えてください!私…見聞広めたい!勉強したい!生姜にもっとちゃんと向き合います!!」

井上貴博 生姜料理を求めた先には…
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