TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』毎週月曜日~木曜日 朝8時30分から放送中!
12日21日(水)10時からは『ふらっと向井くんち』! スタジオを『向井さんの家』に見立てて、お隣の三田さんと“お客様”をお迎えし、お土産話を伺います!
本日のお客様は、M-1グランプリで見事王者に輝いたウエストランドさんです!
ネタは去年の準々決勝敗退後にできてたんです
(向井)M-1の決勝でやった2本のネタですけど、このネタでいこうっていつごろ決まってたんですか?
(井口)あるなしクイズのネタやったんですけど、一昨年は決勝いかせていただいて去年は準々決勝敗退だったんですけど、負けた直後にもうネタが出来たんですよ。負けてなんか悔しいし、もう悪口だけ言ってやれってなって。でも出来たときに、「アレ、これ決勝行けるかもしれない」って…。
(向井)もう感触はあったんだね。
(井口)そうですね、2本のネタがもう半年前ぐらいにできてたんで、だから、もしかしたらいけるかなっていう感じはありましたね。
(向井)それは河本君もあったの?
(河本)面白いなとは思っていましたけど、でもえらいやらないなと思って。1年ぐらいあったんすけど。
(向井)隠してるという?
(井口)あの決勝の1本目でやったネタ…準決勝でもやったんですけど、本当にライブでも3、4回しかやってないんで…やりすぎるとなんか熱量も冷めちゃいそうじゃないですか。やっぱ新鮮にムカついてた方が…あ、ムカついてたっていうか…(笑)
(河本)やっぱりそうじゃん、ネタじゃねーじゃん(笑)
(向井)もう叫びだもんね、あれはね。井口くんの思いというかね。
(井口)だから迷いましたけどね、お笑いファンのこととか、まあその…佐久間さんの名前出したりとか(笑)それがどうかなとか思ったりしたんですけど。準決勝はお笑いファンが見に来てるんでウケるだろうなと思ってたんですけど、配信とかで準決勝見た人とかがご丁寧にコメントとかで「あれは決勝では伝わらないんで言わない方がいいと思いますよ」とか言って…いやお前の一億倍考えてやってるから!うるせーんだよ!
(河本)ネタやるなよ。
(向井)ネタの延長戦やめてください(笑)

M-1後のスケジュールが、全部「大反省会SP」だった…
(三田)向井さんね、決勝前にぜひウエストランドのお2人来てもらいたいって1週間前からおっしゃってたんですよ!
(井口)本当ですか!
(河本)嬉しい。
(向井)この日のゲストどうするってなったのが先週の木曜日で、M-1のチャンピオンを呼びたいよねっていう話になってて。もちろん先週の木曜だからまだM-1は行われてなくて。じゃあどうする?ってなって「ウエストランド呼びましょう」っていうことになったんですよ。
(三田)未来が読めてたかのように…びっくりしちゃった!
(向井)でも…もちろん、あの…優勝してほしいなって気持ちあるけど、優勝しなくても面白くなりそうだと思って…(笑)
(河本)優勝想定のそういうお仕事ありますよね。
(井口)優勝したらコレみたいなお仕事あるじゃないすか、スケジュールを仮で抑えられるみたいな。その中には優勝しなくても呼んでくれてる番組とかもいくつかあってありがたいんですけど、全部大反省スペシャルみたいな、全部負ける前提で呼んでくれてるやつなんで(笑)
(向井)でも、どっちに転んでも面白くなるだろうと思われてることがまずウエストランドの凄さというか。
(井口)ありがたいですね。
(向井)誰か呼んでこの人ってなったときに、うまくいじれるかな?っていう関係性の人だったらやっぱこうならないから。その安心感がウエストランドにはある。
(河本)確かに。さやか香とか怖いですもんね。
(向井)いやいや…(笑)
(河本)負ける想定でさや香なんか呼んだらね?
(井口)ブチギレる可能性ありますからね?
(向井)(笑)

苦悩のいいともレギュラー
(向井)9年前に『笑っていいとも!』の最後のレギュラーが、僕らパンサー、ウエストランド、アルコ&ピースさんで。これが本当に難しくてね…。
(井口)そうですね~。本当にその時の同士というか戦友というか。僕らからしたら、パンサーさんもアルピーさんも先輩だったんで頼れるお兄ちゃんみたいな感じでしたけど、とはいえ3組とも本当に過酷な状況というか(笑)。
(河本)もうパンサーさんはほぼ売れてたんですけど、パンサーさんでさえちょっとアウェーでしたもんね。
(向井)全っ然うまくいかなかった。
(井口)笑っていいともなんてもうスーパースターしか出ないんでね。
(向井)三田さんもね?
(三田)私もレギュラーやらせていただいて…緊張感ありますけどね、すごく勉強になりますもんね。
(井口)やっぱりその地位になって出るもんですから。僕ら3年目とかでしたから…オープニングで出てきても誰も何ももちろん反応ないわけですから(笑)。
(向井)手応えあった回ってあった?
(河本)いや、ないっす(笑)
(向井)マジでないよね!?
(三田)本当~!?
(井口)ちゃんとやんなきゃと思ってコンビでボケてツッコミとかするんですけど、知らない奴がボケて知らないやつがツッコんでるなんてマジで見てみてられないじゃないですか。で、最終回の水曜日にタモリさんが僕のことをいじってくれて、タモリさんに僕が「いや、なんなんすか!」って言ったところでウケて。今考えたら当たり前なんですけど、「ああ、MCの人とかと絡まなきゃ駄目なんだ」っていうか。
(向井)そこがようやくわかったのが最終回(笑)

優勝できたのは井口さんの真面目さのおかげ?!
(向井)最後の最終決戦の、さや香、ロングコートダディ、ウエストランドの3組で、ウエストランドがトップバッター。で、ファーストラウンドと決勝ラウンドで出ばやしの長さ違ったよね?
(河本)はい、違いました。
(向井)よく皆さんが聞いてるあのM-1の出ばやしは、ファーストラウンドしかないんだよね。
(河本)そうです。変わったみたいで。
(向井)でも、あれで上手く出れたのってウエストランドだけだったよね。
(井口)なんかそうらしいですね。
(向井)他の2組は出方がわかんなくて、せり上がりの台から出るタイミングをうかがって、結局音消えてから階段を下りてたから、なんか無音で出てきた感じがしてちょっと緊張感が出たのよ。でも唯一ちゃんと音がなってる間に出てきたのがウエストランドだけだった。
(井口)なんかそれを言ってくださってた人もいましたね。
(向井)これって知ってたの?
(井口)いやリハーサルで言ってたんですけど、多分他のみんなは真面目に聞いてなかったんでしょう(笑)
(河本)コイツの真面目さが出たんですよ(笑)
(向井)あれ意外と大きかった気がする。
(井口)よく考えたら、みんなM-1の決勝に来たってことでテンションも上がるし、リハーサルのときだけセットで写真撮ってよかったりとか、みんなは「あ~ここか~」みたいになって。僕らは1回来たことあるし、しかもその時、10位よりウケてない9位だったんで、どこか多少冷静でいれるというか、だからちゃんとリハーサルを聞いてたのかもしれないですね。
(向井)そういうちょっとしたことで明暗分けたりとかもあるのかもしれないね~。
(井口)ファイナルのファイナルはせり上がりもなかったんですよ。
(河本)せり上がった状態で扉が開くだけだったんで。
(井口)せり上がると思って1本目でファイティングポーズみたいなのをしてたんで、開いてからせり上がりじゃないんだっていう…。
(河本)リハーサルの段階で「ファイナルラウンドの出ばやしこれになりましたんで、すいません気をつけてください」って言ってたんすよ、念入りにスタッフさんが。多分あいつらは聞いてなかったんですね。
(井口)お前が偉そうにすんな!
(河本)井口がチョンってやってくれたから僕も出れたんです。
(井口)お前も聞いてなかったってことじゃん!
(河本)はい。僕も聞いてなかったです(笑)
(三田)でも大事だね~そういうことって。
(向井)井口君の実は真面目な部分がちゃんと出てるってことですね~(笑)

この後、お二人がハマっている、マインクラフトや登山のお話など、 一番忙しい時期のウエストランドの2人からM-1から趣味の話までたっぷりと伺いました!