TBSラジオ「アシタノカレッジ」月~金曜日の夜10時から放送中!

2月6日(月)放送の アシタノカレッジ は キニマンス塚本ニキと、「NO YOUTH NO JAPAN」の 能條桃子さんがお届けしました。

村上春樹が500冊!?富山県にある一風変わったゲストハウスとは?】

富山県富山市でユニークなゲストハウス
「 いるかホステル」を運営されている荒木まどかさんにお話を伺いました。

いるかホステルが普通のホステルと大きく違うのは、小説家 #村上春樹 さんが大好きな荒木さんが作った「 春樹部屋」があること。いるかホステルを開業して1年半ほどでコロナ時代に突入してしまい、とにかく暇だったという荒木さん。ホステルに村上春樹部屋を作りたいとずっと思っていたらしく、作るなら今しかない!と、
半月ほどお休みし、DIYで春樹部屋を完成させました。春樹部屋にはこれまでの作品や、フランス語やイタリア語などの翻訳本も合わせ、500冊近くの村上春樹関連の本が!(まだホステルに無い翻訳本を献本すると1泊無料というサービスも!)

富山出身の荒木さん、大学卒業後は香港で働いていたそうで、海外の言葉を覚えたのをキッカケに1人旅をするようになりました。香港をハブに様々な国を1人旅する中で、初めて泊まった台湾のゲストハウスでの体験が面白かったと言う荒木さん。泊まったその日に台湾の女性と仲良くなり、一緒に食事や観光を楽しんだり、他に泊まっていた韓国の男性たちに辛ラーメンを作ってもらったりと、これまでの旅のスタイル違い、スケジュールなく行動したことが旅の価値観が大きく変えたと仰っていました。

台湾での体験をキッカケに、様々なゲストハウスに足を運んでみたそうですが、性格的に家にいる方が好きだという荒木さん。利用する側よりも提供する側の方が性格的に向いてるのでは?と思ったのが、いるかホステルを始めようと思ったんだそうです。

これからの季節、 富山では ホタルイカと白エビ がおススメという荒木さん。
3月~5月の間、富山湾では「 ホタルイカの身投げ」といって、産卵の時期を迎えたホタルイカが一斉に岸に押し寄せ打ち上げられます。その光景が綺麗なのはもちろん、漁獲に関する規制もないので、誰でも持ち帰ることが出来るんだそうです。
さらに、富山のおススメスポットは立山に伝わる立山曼荼羅の世界を五感(見・聴・香・触・空)で体感できる施設 まんだら遊苑。

開苑期間は4月1日から11月30日という事で、現在は休苑期間中です。