TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!
3月22日(水)放送後記
イモトが、仲の良い後輩の「中村涼子」をゲストに呼んで、まるで自宅リビングのようなリラックスしたトークを展開!今回イモトが中村涼子を呼んだ理由は「気持ちを上げてくれる涼子のトークをみんな知って欲しい!」ということ。さっそく番組冒頭から中村涼子はイモトを褒めまくる!「褒めではなく事実なんです!」(涼子)
「イモトさん天才!」「褒めじゃない、事実!」イモトの後輩「中村涼子」登場!
イモト:今回の「すっぴんしゃん」は素敵なゲストをお迎えしております!私の後輩で、いつも私を褒めて「中村涼子」さんでございます!
涼子:ども~!!!
イモト:元気ですね~
涼子:“毎日洋服作り!一児の母!中村涼子”です!よろしくお願いいたします~!
イモト:「すっぴんしゃん」にようこそ~!うわ~嬉しい!本当の仲良しなので。今回の「すっぴんしゃん」はウチのリビングにいるような感じでリラックスして2人でしゃべろうかなと思っております。
涼子:最高ですね!

【涼子の褒め名言①】「コーヒーが苦手だろうとイモトさんが出したものは摂取したい!」
イモト:そしてこちらに私が作ったオリジナルのコーヒー豆「イモトの珈琲」がございます!
涼子:発売おめでとうございます!
イモト:こちらを2人で飲みながら「すっぴんトーク」を展開していこうと思います。
涼子:やったー!これ、とんでもないスピードで完売したんですよね!
イモト:嬉しい情報をありがとうございます(笑)
涼子:だから憧れていて飲みたかったんです!
イモト:そうですか(笑)ちょっとコーヒーを淹れさせていただきます。2種類出したんですけど、今日はニカラグアとネパールのコーヒーですね。
涼子:私の中ではイモトさんはコーヒー好きで当然だったんですけど、イモトさん自身はコーヒーのイメージが無いんじゃないかって。でも、発売して2分くらいで完売して。コーヒーが好きな方のプレゼン能力と、コーヒーに対する皆さんの熱意が固まって完売になったのでは・・・
イモト:ちょっとちょっと!止まらないねえ!すごい褒めてくれるじゃん!(嬉)
涼子:いやいや、褒めてるつもりは無いです、事実です!あ、コーヒーのいい匂いがしますね。
イモト:そう、「イモトの珈琲」は香りがいいんですよねえ。涼子に飲んでもらうのは初めてなんで。
涼子:私、カフェインが苦手でコーヒーが全然飲めなかったんですけど、イモトさんがめちゃくちゃ美味しそうに飲む様を見て飲むようになりました!
イモト:え?今はコーヒーを飲むの??

涼子:はい!豆乳をちょっと入れて毎日飲んでます。
イモト:涼子がコーヒーを苦手だと思ってて。でも、きっと「うまいうまい!」って飲んでくれるんだろうなと思って。飲んだ後に「あれ、涼子、コーヒー苦手だったよね?」って意地悪なことを言おうとしていて。まさか自分から言ってくれるとは!ごめんね、申し訳ない(笑)
涼子:何に対してのごめんねなのかよくわからない(笑)
イモト:そうだ、あまり得意じゃないんだよね。
涼子:イモトさんちに行ってもほぼお茶を飲んでます。
イモト:コーヒー苦手だけど、と思ったけど。
涼子:コーヒーが苦手だろうとイモトさんが出したものは摂取したいんで!
イモト:最初からすごいねえ!まだオープニングよ(笑)私、今日耐えられるかな(笑)
涼子:「すっぴんしゃん」では私のことを“太鼓持ち”って、ドンドンって。私は真実を言ってるだけですよ!これ褒めてるように聞こえます?(スタッフ:聞こえます)
イモト:ほら(笑)第三者が聞くと明らかに太鼓を鳴らしているよって。だけど、私も涼子の褒めを浴びすぎちゃってて。もうわかってないのよ。
涼子:私はいつもこんな感じでしゃべっているので。
イモト:涼子のゲストは、「すっぴんしゃん」でいうと3年半ぶりです。最後に出たのは、涼子が結婚した時ですね、2018年。
涼子:普通にブログやツイッターで知ってる人にだけに伝えようと思ってたら、この番組で大々的に言わせてもらって。その時、イモトさんがめちゃくちゃ長文のお手紙をくださって。
イモト:そして2人で大号泣するという(笑)なんじゃこれっていう。
涼子:私の涙で濡れた目とイモトさんの素敵な手紙で、周りがうっすら醒めていく現場(笑)それを肌で感じたのを覚えてます(笑)
イモト:そうそう、うちら以外は醒めてたよ(笑)じゃあ、初めての「イモトの珈琲」、苦手なコーヒーですけど飲んでください!
涼子:飲みたかったです!いただきまーす。あ、おいしい!
イモト:カフェイン、苦手なんだよね(笑)

涼子:はい、めちゃくちゃ苦手です(笑)今日、帰る時にはめちゃくちゃ気持ち悪くなるかもしれないですけど。
イモト:でも・・・?
涼子:めっちゃおいしいです!!
イモト:ほんとうに?
涼子:はい。普段は「豆乳9:コーヒー1」で飲んでますけど(笑)
イモト:それ、ほぼ豆乳よ(笑)そんだけ苦手なカフェインを今ブラックコーヒーで飲んでますけど。ムリはしないで。
涼子:味の感想は詳しくは言えないんですけど、すっごいおいしいです!!
イモト:いやいや(笑)絶対ウソだけど、嬉しいよ!
涼子:これがイモトさんが作った作品なんですね!全国各地にこのコーヒーが行くんですね・・・(泣)

イモト:ちょっと!泣きそうじゃない?大丈夫??心配だよ(笑)なんで泣いてるんだろうと思って(笑)この「イモトの珈琲」もそうだけど、こういうことをやりたいという時は必ず涼子に言うんだよね。
涼子:ほんとですか!?
イモト:思いつきの段階で、ふらっと言ったりして。それがこういう形になってすごく嬉しいですね!
涼子:いろんな人と関わって行ったんだろうなと思って素晴らしいです!
イモト:あ、スタッフさんが牛乳があるって。
涼子:いえ!ブラックで飲みますんで!
イモト:ムリしないで(笑)絶対に牛乳を入れた方がいいから。ムリするもんじゃないから。おいしく飲んだ方がいいから。
涼子:じゃあ、牛乳入れたバージョンのコーヒーの味も伝えて。ちょっと信じられない量を入れましたけど(笑)
イモト:うん、すごい入れたね(笑)コーヒーの色が真っ白なんだけど(笑)

涼子:いただきまーす。あ、飲みやすい~(嬉)
イモト:そうなのよ(笑)逆に、私もコーヒーが苦手な人でも牛乳を入れたらおいしく飲めるって提案したいわ。
涼子:繋がってよかった(笑)これ、みんなに飲んで欲しいです、おいしいです(笑)ガブガブいける~
イモト:「イモトの珈琲」が1程度しか入ってないんだけど(笑)それでうまいって言われても・・・(笑)でも、おいしく飲んだ方がいいから。

【涼子の褒め名言②】「レッドカーペットはイモトさんが生きてれば通る道!全人類がそう思ってる!」
イモト:で、今回「中村涼子」を呼んだのは・・・今も溢れ出てますけど、涼子は私のことをこうやっていつも褒めてくれるわけですよ。時期的にね、新生活を迎える方もいて不安な人もいると思うので、そういう人に向けて「自分の気持ちを上げる」「自己肯定感を高める」ということを、涼子と一緒にやっていこうかなと。
涼子:でも、イモトさん自身もそういう人ですよね?
イモト:私もわりとそっちではあるけど、その私ですら「涼子、すげえな!」と思うもん!
涼子:引いてる顔をしてる(笑)なんか、シンプルに「すごい」という顔じゃないなあ(笑)
イモト:(笑)
涼子:出ちゃってる、みたいな言い方してる(笑)
イモト:いやいや、そんなことないよ(笑)涼子がもともとそういうポジティブな人じゃないというのは知ってるわけよ。
涼子:めちゃくちゃネガティブでしたよ。

イモト:涼子とは15、16年の付き合いだよね。最初はポジティブじゃなかったとかも知ってるから、どういう風にして今みたいにポジティブになっていったのかなって。生まれつきポジティブな人はいいですけど、基本的にはそうじゃないじゃない。やっぱり不安を抱えたマイナス思考の人もたくさんいると思う。そういう方が涼子の話を聞いて、(なるほど、そういうふうにすれば自分もポジティブになれるんだ!)と思えるヒントになれると思います。
涼子:そうですか、ありがとうございます。
イモト:では、そもそも「中村涼子」とはいったい何者なのか。3年半ぶりの出演なので最近聞き始めた人にはわからないと思うので。私のめちゃめちゃ仲の良い友達であり後輩であり。同じワタナベエンターテインメントという事務所の後輩で。あと「RYOKO NAKAMURA japan」という洋服ブランドを立ち上げましたよね、帽子も作ってたり。それをインターネットで売っていたり。あとは舞台の脚本も書いたりとか。あと、プライベートでいうと、私より5カ月前に男の子を出産して先輩ママでもあるという。あとは、マンガ好きね。詳しくてそれでテレビに出たりもしてますよね。でね、何者かなんてね、どうだっていいんですよ!
涼子:カッコいい!
イモト:決める必要はない!よく言われるじゃない、あなたは芸人ですか?女優なんですか?とか。
涼子:私も帽子を作り始めたくらいから人から何者か聞かれなくなりました、多すぎて。いろいろやる人だねって。
イモト:それでいいんですよ!でも、それを人にわかりやすくというところで言っちゃいましたけど。
涼子:いちばんよく言われるのは「イモトの後輩」です(笑)
イモト:ヤだ、そのカテゴリー(笑)申し訳ないね。「イモトの珈琲」「イモトの後輩」(笑)
涼子:同じ並びで(笑)
イモト:ここ最近でいうと、洋服作りにいちばん力を入れているように思います。
涼子:ハマっちゃいましたね、面白すぎて。

イモト:いつからだっけ?
涼子:2018年に芸人を辞めたんです。で、その2018年に芸人の後輩の「ハナコの秋山」と2人で個展を開いたんですよ。秋山はもともと美術系の高校を出ていて、私はまったくそういう学校は出てないけど自分の単独ライブをやってた時にグッズを作りたい欲があって。あと、昔から編み物が好きで帽子を編んでイモトさんにあげたりしてたんです。そういう物の作品展をやりたいと思って、最初は絵を描いていたんです。
イモト:はいはい。
涼子:で、他に何か出来ないかなと思って、洋服を1着作ったんです、その個展に向けて。そしたら洋服作りがおもしろすぎて、そこからまたハナコ秋山と個展をやる時に洋服率が上がってきて。洋服を作っていったら自分の家に溜まる状態だったので、それを人にも着てもらって。洋服作りは趣味だけど共有できたらおもしろそうだなと思って、BASEというネットショップを自分で立ち上げてやってみたという状態ですね。なので、作り始めて3~4年ですね。
イモト:だとしたら、すごいね!だって、まったくのど素人だったわけでしょ?今の涼子の服ってすごいじゃない!
涼子:今日来ている上下もそうです。

イモト:え!?今着ている服も?そのシャツも!?すげえ!!!私、最初に涼子の作ったドレスを見た時に「ディオールの再来だ!」と思ったの!昔のディオールだと思ったのよ!
涼子:私、ディオールになりたい・・・(笑)クリスチャン・ディオールという中世ヨーロッパのウエストを超絞っているドレスの形が私のツボすぎて。あれを感じられる日常の服を作りたい。
イモト:なるほどね、いいよ!
涼子:子供を産んでからはカチッとした洋服だけじゃなく、自分でもっと楽しめる洋服を作りたいと思って思ってラフな感じの洋服やシャツに興味が湧いて。その2種類で生きられたら最高ですね~
イモト:そうやって自分でミシンで1点1点縫っている服もあれば、デザインだけしてプリントしたTシャツを売ったりもしているんだもんね?
涼子:そうです。そっちがラフな方ですね。自分で刺繍もしたりして。
イモト:いいですね~。前にこのラジオでもしゃべったけど、いつか涼子が作ったドレスを着てレッドカーペットを歩きたいわけよ!
涼子:それをラジオで聴いた時、イモトさんが「涼子の前でそういう夢を語ってしまった」と言ってたんですけど、私は夢だなんて思ってなかったです!当然だと思ってます!!普通にイモトさんが今のように生きていたら、当然通る道だから!そこで、まさか「私の服を着てもらえるなんて!!」って、逆に私の方が嬉しくて!
イモト:マジで!?いいね、気持ちがいいね!(嬉)
涼子:全人類がイモトさんのことをそう思ってますよ!
イモト:全人類が・・・だから、自分が自分に何も疑わなくなるの!(笑)
涼子:私は聞いてる時点で何も疑ってないです!
イモト:ほんとに!?えっと、ゴメンナサイ(笑)今、これを聴いている人がどう思っているのか(笑)スタジオの向こうでみんな笑っているから(笑)
涼子:なんで笑っているんですか?(笑)

イモト:あれが普通の反応なのかなと思ったりして。
涼子:逆に笑ってない人もいて。どういう反応だろうと思って。私たちのやりとりを聴いてどういう気持ちになるんだろう(笑)
イモト:だから今目の前にいる構成作家のイヤスさんには言えないような夢の話を、涼子には言えるわけよ。
涼子:受け止めてくれそうですよ?
イモト:いや、絶対に後でクスクス笑ってると思うよ!
涼子:イヤスさんはクスクス笑ったとしても、受け止める力の方が強いと思いますよ!
イモト:うわ!イヤスさんのことも褒め出したよ!すごいよ!
イヤス:気持ち良いっすね!
涼子:ほんとうにそういう人ですよね!
イモト:うん、そうかも。
涼子:人のことを夢の方で見てくれる人のような気がします!
イヤス:もうお腹いっぱいです。
イモト:いやあ、やっぱ涼子って気持ちいいわ!どんどん話したくなる!
【涼子の褒め名言③】「イモトさんは『許可力』が高い!」
イモト:私ね、今日「RYOKO NAKAMURA japan」の耳付きのファー帽子を被ってきたんですけど、超カワイイのよ!
涼子:これ、自分でも出来た時はめちゃくちゃ嬉しかったですね!私が今日被ってきた帽子がいちばん最初に作った方で。試作で作ったやつなんですけど。バケットハットに耳を付けたらどうなのかなと思ったら、めっちゃかわいかった上に、ひっくり返した時が大正解でしたね!
イモト:うんうん、そう!人にプレゼントしたいもん!
涼子:嬉しい!

イモト:ほんとは髪の毛の色をピンクとか緑にしてみたいんだけど、それがなかなか勇気が出ない人はこの帽子を被るとそんな気分になれるんだよね!
涼子:洋服を着たり帽子を被った時に「いいんだ!」と思った瞬間って最高ですよね!
イモト:最近の私もそうなんだけど、自分の着たい物を着ればいいんだっていう。
涼子:「そういえばそうだった!」って細胞が喜ぶんですよね!
イモト:「細胞が喜ぶ」、ほら、私と同じことを言ってる!私も同じこと言ったの、わかるよ!
涼子:外側から新しい物を受け取ったかのように表面上は見えるんですけど、そうじゃなくて、自分にすでにあった物が「そう!これだよ!」って言ってくれるんです!
イモト:そう!爆発するのよ!この感覚、わかるかな~
涼子:それをやりたいだけの人生ですよね、すべては!
イモト:そう!なんだっていいの!だから最初、芸人で舞台に立ってドカンとウケてっていうのもあるし。いろんなところで起こるんだけど、あれをずっと起こし続けたいわけよ!わかる?
涼子:うんうん(激しく同意)
イモト:涼子はわかってくれるのよー(嬉)
涼子:あと、イモトさんって自分への「許可力」も高いから、それもまた好きで・・・
イモト:止まらない(笑)え、なんだって!?「許可力」ってなに??

涼子:自分への許可力・・・自分はこのままでいいって言葉があるじゃないですか。ありのままの自分でいていいって言っても、よくよく考えてみたら「ありのままの自分」ってなんだろう!?なんですよ。
イモト:なるほど。
涼子:ありのままの自分ということの着地点、戻るところがある人は強くて。イモトさんはめちゃくちゃあって。自分がこうしたいと思ったことを別の歯止めのあるような言葉で制さないで、「したいんだからしてあげよう!」という。「したい」が自分。それを認めてあげる力がめちゃくちゃ強い。
イモト:ああ、それが「許可力」と。
涼子:だから、人が見てて子供のようにみえて、かわいくてずっと聴いていたくなる。“このため”“こうした方がいい”“こう言われたから”とかがイモトさんの場合はかなり少ない。
イモト:そうだね。「イッテQの登山部の山男」もそうなのよ。だからずっと少年のような心でいられて。ああいう方から学んだかもね。“何歳だから”とか“こういう立場だから”とか女性だから男性だからとか、いっさい外して。自分がどう生きたいかで決めることが出来たら最高だよね。
涼子:私が初めて富士山を登った時に、初めて自分の人生で自分のペースで登頂することができたんですね。それで富士山がめちゃくちゃ好きになったんです。山って、自分自身でいないと危ないですよね。
イモト:危ない危ない。
涼子:だから山男の皆さんは許可していく力が付いていくんですかね。
イモト:そうだと思う。そこで学んだね。いや、ちょっと止まらないね!気持ちがいいね!すごく哲学的な話にもなるし。この私たちの会話、付いてきてくれてる人いますか?(笑)

【涼子の褒め名言④】「イモトさんを否定することは一つも無い!」「存在してくれてありがとう!」
イモト:前回このラジオに出た2018年の時は、涼子は洋服を作ってて。そして芸人としてネタを作りません!みたいなことを話してたと思うんだけど。
涼子:ここで言わせていただいたんです。
イモト:それが去年、女芸人のNo. 1を決める「THE W」に応募したじゃない?
涼子:応募しました!
イモト:あれはどういう経緯で応募したの?
涼子:2021年7月に子供を産んだんですよ。で、手探り状態で子育てを始めて(笑)
イモト:うんうん、そうだったね(笑)
涼子:いかに手探りだったかはイモトさんがよく見ていて(笑)
イモト:うん(笑)ちょっと話はズレるけど、涼子が子供を産んで10日後に涼子のうちに赤ちゃんを見に行ったんです。部屋に入った瞬間、ビックリしたよ!8月の真夏のカンカン照りだった時に、全部の電気が消えて全部のカーテンが閉まっていて1ミリも光を入れない状態で!ほぼおっぱいを出した半裸状態の涼子が赤ちゃんを抱きながら、クマだらけの絶望の顔で「イモトさん・・・産まれました・・・」って。
涼子:ハハハ(笑)
イモト:その時、私が第一声で言ったのが「まず、陽を浴びよう!」って(笑)
涼子:ハハハ(笑)

イモト:「今何時かわかってる?」って言っちゃった(笑)ごめんね、赤ちゃんの感想を言う前に。まず、その時の状況がヤバい!と思ったんだよね。夫婦でいたんだけど、どっちもこの状況に気づかないのはヤバいと思って。
涼子:その時イモトさんも妊娠されていて、無意識にお腹をさすってましたよね(笑)赤ちゃんがいつ起きるかわからないという状態で、考え方がいき過ぎていて。
イモト:私もこうなるのかなって怖くなっちゃって(笑)あれを見て壮絶なんだと思って。それで自分の時に勉強になった。陽は浴びようと思った(笑)
涼子:イモトさんの産後にお家に行ったとき、明るかったなー(笑)ほんとに産後?と思って(笑)
イモト:いや、涼子を見て勉強したのよ(笑)産後の方に言いたい、「陽は浴びた方がいい!」。
涼子:それで、出産してから3ヶ月くらい経って子育てに慣れてきた時に、「代官山 蔦屋書店」に息子のア太郎くんを連れてダンナさんと3人で行ったんですよ。「代官山 蔦屋書店」はほんと気持ちよくてキラキラしてて。自宅の暗いところから、いきなりキラキラした所に行ったので、細胞が爆発して!
イモト:来たね、細胞!わかるよ!
涼子:その瞬間に「あ、THE W出よう!」と思って!
イモト:おお!(笑)その「代官山 蔦屋書店」に何かあったの?
涼子:たしかに、その間が気になりますよね(笑)楽しい!ってなった瞬間に、笑いたい→笑いを作りたい→THE Wとすべてが結びついて、「THE Wに出よう!」となって。
イモト:涼子はさ、芸人時代に1回出ているじゃない?いつだっけ?
涼子:2017年の「THE W」の第1回の時に決勝まで行って、その翌年に芸人を辞めたんです。
イモト:そうなんだよね!いいと思う。人って大人になればなるほど「前にああ言っちゃったからこうしなければなあ・・・」とか思ってもないのに、自分が前に行ったことに引きずられて、変えられない・動けない人もけっこういると思う。私もそういう時がたまにあるけど、涼子のその行動が良いと思う。別にネタをやらないと言ったって3年後にネタをやるって言ったって全然ありだし。その時に思ったことをどんどんやっていけばいいと思って。私も励みになりました。

涼子:ありがとうございます!「THE W」と思ってもその年は出られなかったんで、次回のエントリーまで8ヶ月間くらいの期間があったんですよ。自分の中で(出るんだ・・・どうしようかな・・・緊張するな)とそこから4、5年ぶりにお笑いのことを考えだして。前は決勝まで行っていたので、これでまたネタやって次が2回戦くらいだったら恥ずかしいみたいな気持ちも湧いてきて。産後1ヶ月くらいのイモトさんの家に行った時に「好きなことしたいよねー」みたいな感じで、イモトさんが話してて。
イモト:私、そんな声が低かった?(笑)
涼子:産後1ヶ月なんで(笑)で、その時にイモトさんが「改めてバラエティが好きになった!」って言っていたんですよ!
イモト:バラエティに助けられたのよ!シリアスなドラマがいっさい見られなくなって。
涼子:イモトさんが「本当に明るい番組はいいよー」って言ってて(笑)その時に、私もまだ気持ちの整理がついてなかったけど「実はTHE Wに出ようとおも・・・」くらいでイモトさんが「出なよ!」って(笑)
イモト:そんな言い方だった?(笑)
涼子:「出たらいいよ!」「そういうのやっていこうよ!」って。その半年後くらいにTHE Wの予選に出始めたくらいにイモトさんが「涼子、THE Wに出るんだね~」って。イモトさんが後押ししてくれたんですけど(笑)
イモト:覚えてないのよ、産後1ヶ月だったんで(笑)2人でしゃべってると基本、否定はしないから。
涼子:イモトさんに否定するところ、マジで一つも無いです!
イモト:いやいやいや(笑)
涼子:「存在してくれてありがとうございます!」くらいしか思ってないです!
イモト:いやいや、あるのよ!あるんだけど否定しないようにしてるから。それ言ったら私も涼子の否定するところ、一つも無いよ!それが気持ち良いというか、なんだろうね。傷を舐め合ってるとは違うよね(笑)そういう感じで聞こえたらイヤなんだけど(笑)
涼子:数年後に(あれ、傷舐め合って・・・)みたいな(笑)
イモト:それとは違うんだよ!「類は友を呼ぶ」じゃないけど、同じようなところでずっと文句ばかり言ってる人達とは違うと思いたい(笑)どうですか?(笑)私たちは褒めあってるだけだよね(笑)
イモト:そして、涼子さん、ヤバいです。だいぶオーバーしました(笑)まだ全然足りないですから来週もぜひお付き合いいただきたいです!
涼子:ありがたいです!
イモト:「涼子に気持ちを上げて欲しい」というリスナーさんのメールの紹介がまったく出来なかったんですよ。たくさん来ていたので、来週は紹介していきますので。
