TBSラジオ「アシタノカレッジ」月~金曜日の夜10時から放送中!

3月24日の放送回では、TBSラジオ「JUNK」統括プロデューサーの宮嵜守史さんをお迎えしました。

宮嵜さんはラジオディレクター、プロデューサーとして働かれていますが、担当番組は、「JUNK」や「ハライチのターン」など芸人さんの番組が多く、合計9つもの番組を担当されています。


そんな宮嵜さんのラジオの聴き始めは、高校の下宿先でラジオを聴いていたこと。
ラジオ界に入り込んだのは大学のころで、TBSラジオでバイト募集されていたのに応募し、そこからずっと続けていました。
就活を特にせず、教員採用試験を受けましたが落ちて、テレビ制作会社も落ち、フリーターになっていたところ、
担当していた番組のディレクターさんから、「ほかの番組も手伝ってくれないか」とお声かけていただいたのが、本格的にラジオ業界で働き始めたきっかけです。

宮嵜さんの中で大きいのは、極楽とんぼ雨上がり決死隊との番組。
お笑い芸人さんの番組を担当したいと思っていて、初めて携われたのがその2つ。
それが2つ同時に終わってしまったそうです。

「番組終わるっていうのは慣れないもんですか?」と砂鉄さんが聞くと、「慣れないですね」と宮嵜さん。
終わりがにおう番組も経験したそうで、「なんとなく、内外からあまり関心を持たれてないのかなって」というのを実感したそう。
「あまり話題にならない」のがその予感の1つです。(宮嵜さん調べ)

宮嵜さん曰く、ラジオってのは「人(にん)が大事だ」。
「僕がリスナーとしてラジオが聞き続けるのって、その人に興味があるのが根本にある。
結局色んな事をそぎ落としたら、パーソナリティに興味があるとか、多少プラスの行為があるってことで聴き続けてるなと」。


「ラジオはパーソナリティ次第のもの」で、結局背負うのは、アシタノカレッジ金曜日なら砂鉄さん次第。
表に出すスピーカーはパーソナリティだけで、スタッフが意欲的でもリスナーに刺さらない感じがするそう。

そして、宮嵜さんが自らやりたいと思って実現したのは、お笑い芸人のハライチだけ。
ハライチのお2人には、「はじめて聞いた人でもわかるようなラジオ」を心掛けてほしいとお願いしています。
身内ネタができるトークライブとは違い、街中で行きかう人たちに何やってんだろうって足を止めてもらえる感じをイメージしたいとのこと。

ほかにも、赤坂で振られたお話、ラジオの新しい動き、リスナーは選者、砂鉄さんがインタビュアーとして腕を上げた瞬間、ラジオ=芸人さん?などについて伺いました。

宮嵜さんの著書、『ラジオじゃないと届かない』はポプラ社から発売中!

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