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5月12日(金)放送後記

今日はおめでたいニュースをお届けします。ハリウッド俳優、ロバート・デ・ニーロさんに第7子が誕生したことが今週分かりました。

ロバート・デ・ニーロさんは79歳!あるインタビュー中に「赤ちゃんが生まれたところ」と告白して発覚。そこで今日は、ロバート・デ・ニーロにお祝いの気持ちを込めて、こんなテーマにしてみました。

「ロバート・デ・ニーロといえば、この役だ!」

ゴッドファーザーPARTⅡ、タクシードライバー、有名作品がずらり

●「『タクシードライバー』だね。やっぱりインパクトがあるんじゃないですか、一番。なんか役に入り込むというところがやっぱり。」

●「『アンタッチャブル』ですね、やっぱり。ちょうどあの時に、ショーン・コネリーとかケビン・コスナーか、出てたんで、その頃、好きな俳優さんだったから。いや、デ・ニーロというよりは、やっぱり、ショーン・コネリーとかケビン・コスナーが好きだった。」

●「印象としてあるのは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』。あの映画自体が元々すごく良いなと思っていたんで、その中にデ・ニーロが出てた。

●「『ゴッドファーザー』かな。カッコいいし、まだ若かったから、俺もこういう風になりたいな、とかね、こういうおじさんに憬れるなって感じでしたよ。」

●「『ゴッドファーザー』ですね。やっぱりね、何ていうのかな、存在感、彼のね。やっぱり、出てくるだけでちょっと違うでしょ。日本であんまりそういう俳優さん、いないでしょ。」

有名な作品がずらりと並びました。

1974年の「ゴッドファーザー PARTⅡ」。アカデミー賞助演男優賞受賞。

1976年の「タクシードライバー」。アカデミー賞主演男優賞ノミネート。

1984年の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」。

1987年の「アンタッチャブル」。アル・カポネ役。

涙しながらニヤリとしたデ・ニーロに、ゾッ!!

ギャングのボス、アル・カポネ。この役をあげた人が一番多かったんです。その『アンタッチャブル』についてこんな声がありました。

●「色々あると思いますけれど、『アンタッチャブル』のアル・カポネ。

高校生の時に見た映画で、もちろん映画もすごく面白かったんですけど、あの時、デ・ニーロが前髪を抜いて、アル・カポネの容姿に、少し額が後退しているのを合わせて役作りして臨んだというエピソードも聞いて、その後、前髪が再び生えたデ・ニーロを見てすごく、見た目が全然違くて、そういうのにもすごいビックリしたっていう記憶があります。

もちろん、映画もすごく良くてアル・カポネがオペラを見ながら涙して見ていたんですけど、アンタッチャブルの4人の一人を暗殺成功したという一報を聞いて、泣きながらニヤリとするところとか、すごくゾッとするというか、怖いなというか、最初に見て、それでデ・ニーロという名前を覚えたんで、すごく覚えています。」

よく覚えていますよね!

デ・ニーロの徹底した役作りは有名。

「デ・ニーロ アプローチ」とも言われていますが、この時は額の生え際の毛を全部抜きました!

何度も観てる『マイ・インターン』

そして、こんな役もありました。

●「『マイ・インターン』めちゃ、面白かったね、あれ。

70・80近いおじいさんがインターンに、インターンシップって若い人たちが行くものを、アパレルの、日本で言うとZOZOみたいなブランドメーカーがあって、そこの若い経営者のインターンシップで、その人について、だけど、キャリア持ってるから、色んなこと指導できるんですよね。

なぜ、インターンシップに行こうかと思ったかという理由は、奥さんに先立たれて、めちゃくちゃ寂しくて、孫はいるんだけど、そうそう会いに行けないみたいなことがあって、何かしなきゃということで応募したらしい。

その時のインターンシップの面接官が20代の若い人で、10年後何をやっていたいですか、という質問をしたの。私に聞くの?いえいえ、その質問なくていいですって。

めっちゃ面白い。もう何回も見てるよ。」

『マイ・インターン』は2015年に公開されました。共演はアン・ハサウェイ。彼女が若い経営者で、彼女の直属のインターンとして働く70歳の役がデ・ニーロ。アル・カポネとは大違いの役どころですよね。

デ・ニーロは最高の俳優。大好きです

そして、こんな役もやっていました。

●「『タクシードライバー』。彼は最高の俳優だよね。演技うまいもん。いや、たくさんうまい人いるけど、彼は特別に素晴らしいよね。

一回さ、なんだっけ?アルツハイマーかなんかの役をやったことあるでしょ。そうそう『レナードの朝』この演技が最高だったね。

ああいう役をやってもいいでしょ、それからアクションでドンパチやっても(ギャング)ギャングの親玉でもいいでしょ。

だからね、最高ですよ。私大好きだから、個人的に。」

『レナードの朝』は1990年公開。デ・ニーロが演じたのはアルツハイマーの患者ではなく、原因不明の病気で寝たきりになった患者でした。ホントに、どんな役でも演じられる俳優ですね。

ちなみに、今月末アメリカで公開されるデ・ニーロ主演の映画はコメディだそうですよ。

赤ちゃんが生まれたばかりですし、まだまだ頑張らないとですね!

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