毎週月曜夜21時より、TBSラジオからお送りしている「やる気スイッチラジオ アストルム」。個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていきます。

メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りします。

2回目の放送となった8日(月)の放送には、先週に引き続き、ゲストに岡田義徳さんが登場!俳優、パパ友としても親友同士の2人。20年来ならではの掛け合いから、子供との接し方や子育ての悩みなど、家庭に関する様々なことを伺いました!

佐藤:今晩もよろしくお願いいたします!月曜9時ですからね。我々ね、月9ですよ、殴り込みですよ。ええ、頑張りましょう(笑)

子育ては、いかに興味を引かせるか。「お前の引き出しそんなもんか!」って思われないように(笑)

佐藤:今週はちょっとプライベートな話というか、育児についてお話しいただけたらと思うんですけど。

佐々木:お子さんは何歳ですか?

岡田: 上の子が5歳、下の子が3歳。2歳差で育児です。

佐々木: 子育てはどうですか?楽しいですか?

岡田: 楽しいですね。楽しむようにしてます。楽しいと思えるようにしたいなっていうか、悩んで当たり前と思っていればいい気がする(笑)。

佐藤:いい考え方ですよね。

やっぱり大変って言ったら大変ですもんね。義徳くんとこは、奥さんも含め2人とも忙しかったりするしね。

岡田:最近解決して、なんで自分がこうやって子供のことで悩むんだろうなって思うんだけど、それって例えば、周りにいる子供とちょっと比べ始めた時期があると「なんでうちの子ってこれできないんだろう」とかって思うんだけど、それをやめたんですよ。それをやめるとすごい楽になって。いつかできる、できるためにはどうしたらいいかなっていう考え方に変えれば、ものすごい楽になって、あんまり悩まなくなった。

佐藤:それってすごい大事ですよね。

やっぱり特に、1人目だったり最初に子供ができたときってどうしてもね、気にしないつもりでいても、みんなができてることがうちの子供だけできてないとかいう状況になると、「大丈夫かな」って不安になっちゃうんですけど、やっぱりそれぞれに強みっていうか得意なものを、苦手なものもあるし、何かそこを認められるようになると、ちょっとスッと楽になりますよね。

佐々木:そうですね。すごいわかります。

佐藤:もう本当に、なんて言うかこれは乱暴な言い方じゃなくて。本当に絶対できるからそんなに急がなくても、時間かかっても、コレは絶対できるようになるから!って思えば、すごくなんか、気持ちが楽になるなとは思いますね。

佐々木: そういうところを育児で大切にされてるんですか。

岡田:そうですねあんまり慌てないというか、できる限り待ってあげること。うん、待つ時間をすごく大事にしてます、僕は。子供の気持ちが変わるまでの待つ時間って結構長いんですよ。例えば幼稚園に行って入口で「嫌だ」って言って、無理やり入れることもできるけど、本人が「行く」って思うまで、僕は入口に座って待ってあげたりとか。それが自分の時間がちょっと遅れたりとかしても、そこは時間をちゃんと使うようにはしてます。

佐藤:偉いですよ。

僕、もうせっかちだから…

岡田: わかるよ、わかる。(笑)そうなるんだけど、我慢。すごい我慢して、忍耐がついたという。

佐藤:いやそれはもう本当に、全親(ぜんおや)の課題ですよね!僕は、そういうときにちょっと子供のテンションを上げるというか、前向きに、楽しく感じられるようにどんな発言しようとか、こっちはどういう表情するかとか。この「彼、彼女の気持ちをくすぐることができないだろうか」みたいな。それができたときに、こっちも時間かかったとしても「あ、よかった」みたいになる。

こっちの気づきにもなるけど、それが常にできるわけではないんですね。どうしてもギリギリのときって「ちょっと!」「いや行こうよ」ってなっちゃうときもあるけど、逆に「急がば回れ」じゃないけど、そうやってやった方が結果、時間的にもスムーズにいけたりとか、こっちの気持ち的にも「なんかいい時間だったな」って思える。

岡田:興味の引かせ方ね。

佐藤:そうそう。やっぱ試されてる感じがしますよ。

岡田:「お前の引き出し、そんなもんか!」ってね。(笑)

佐藤:そうそう!(笑)そう思うとなんかこっちも「いやいや!別に僕できますよ!」みたいにね。

岡田:なりますなります。

岡田義徳「育児で大事なのは“待ってあげること”」の画像はこちら >>

子供のやる気スイッチを押すのに重要なのは「エンターテイメント」「テーマパーク」

佐々木:一緒に成長している感じになるんですね、育児してると。

岡田:特に僕はそう思います。

佐々木:自分が成長させて父親としてっていうお話も伺ったんですけど、お子さんのやる気を上げる、やる気のスイッチを押してあげるためには、どんなことされてるんですかね。

岡田:一番難しいですよね。そのやる気をどういうふうに入れさせたらいいかっていうのが、すごく僕も今悩んでたりしてて。短期的に興味を引かせることができたとしても、それを長期的に興味を引かせ続けることって結構難しいんですよね。子供に毎回違う課題を与えて「これクリアできたら、次に行けるね」とか、何かちょっとエンターテイメント的な勉強の仕方、やる気の入れさせさせ方をちょっと心がけてることはあるかもしれない。お祭りごとというか。毎回テーマパークみたいなことだったらやっぱ子供は楽しいかなと思って、そうするためにはどうしたらいいかなっていうのを子供のために考えてるかもしれない。

佐藤:まあね。それをやるのって、こっちもエネルギー相当使えますけどね。

岡田:なんか毎回いろんな物を作ったりとか、ダンボール切ったりとか、何かそういう多いよ。

佐藤:何かご自身で作られるんですか?

岡田:子供と一緒に作ります。買ったおもちゃよりも作ったおもちゃの方が大事にするので、そこはもう今まで5年間育児してやっと思ったことで、買ったものってやっぱそこまで長く大事にしてくれないんだけど、一緒に作ったものだったりとか、一生懸命2人で家族で作ったものってものすごく大事にするから、そういうものを大事にしていきたいかなと思ったりはしてます。

佐々木: 今日は子育てのお話いっぱい伺いました

佐藤:本当にありがたかったですよ、この記念すべき初回から今週も引き続いて義徳くんに来てもらって。

岡田: いやもう隆太くんが、うん、こうやってラジオやるって言われて、1回目のゲストでって言われたときに「これ絶対やりたい」と僕は思った。(笑)

佐藤:ありがとうございます具体的にいろいろスケジュール調整してくださって、
いや、なんと誕生日に収録になるという。ありがとうございます!

岡田: 最高の誕生日になりました。(笑)

佐藤:今回始まってこれから日ずっと続くのではい、またぜひまだ喋り足りないところもありますから。

岡田:ラジオ立ち上げたばかりで分からないこともあるでしょうし、方向性が固まったりとかしたときにまた呼んでいただけたら、ぜひ!

佐藤:でも何か今日ねこうやって義徳くんが来てくれたおかげで、何かそれもあって番組の方向性がすごいよりはっきりした感じもあります

岡田:面白いっすよね。そうやって考えるとね。

佐藤:あと佐々木さんと吉野川根先輩だからこんなこと言うのもあれですけど、僕が万が一ですよ、体調崩したときに、もしかしたら義徳くんがここに座るっていう可能性もあるかもしれないので、そんなときがあったときはまたよろしくね!

岡田:わかりました。そういうときは昔、MCをやったことがあるので僕は頑張って代役を務めさせていただけたらと思います!そんなことないから大丈夫。(笑)

佐藤:本当に義徳くんありがとうございました!

実はこの日は誕生日を迎えた岡田さん。「最高の誕生日になった」と喜んでいました。他にもご自身がやっているベビー服のアパレル販売などについてもお話しいただきました。次回の放送もどうぞお楽しみに!