「ディカプリオは、パイロットの腕を絶賛しているよ」
このようにディカプリオの広報は明らかにした。日曜の夕方、現地時間の4時40分、 モスクワに向けて、ジョン・F・ケネディ国際空港を離陸したデルタ・フライト30。この時ディカプリオはトラを絶滅から守るため、サンクトペテルブルクで開かれる国際保護会議に出席する予定だった。
ところが、193人の乗客と11人のクルーを乗せ飛び立ったこの飛行機は、離陸してから1時間近くが経過した時、予想もしない事態に遭遇することとなる。
彼もタイタニックならば、ヒロインを助けることができるかもしれない。しかし、飛行機の場合だとそれも難しそうである。いっぽう機内では、照明は真っ暗になり、パニック状態になったと関係者は語っている。乗客の一部には、泣き出したり悲鳴をあげる者もいたという。
この時に飛行機が積んでいたジェット燃料は、30トン近く。
すでに空港では、炎上に備え100人以上の消防隊が待機。しかし機長の適切な判断のおかげで、飛行機は無事着陸に成功した。なお今回の事故は、エンジンの圧縮機が失速したことが原因と見られている。
さて、無事に生還することができたディカプリオ。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)