激しいシャッター音がそれなりに心地よいレッドカーペット。胸元の開いたドレスもセクシーな女性セレブ達が揃い踏みし、思い思いのポーズを決める。
だがもしもカメラが、その胸にある異様な二重線をキャッチしてしまったら…!?

2009年1月、詩人、女優としても活躍する米国の女性シンガーソングライター、ジュエル・キルヒャー(36)が、People誌主催の『第35回 People’s Choice Awards』のレッドカーペットに登場した。

だがカメラマンらは、彼女の胸元にドキッとした。その写真を配信するとともに、メディアは「ジュエルの胸に何が!?」と騒ぎ立て、男性リーダーからは “ドン引き” というコメントが、そして女性リーダーからは “豊胸手術でこんなコトになるの?” と不安そうなコメントがそこに並んだ。

若い頃に未熟な執刀医のもとで豊胸手術を受け、体がふくよかになるに従い、ホンモノの乳房の輪郭との間でズレが生じたということか。泣くに泣けない一例、まさに後悔先に立たずということが、豊胸手術の世界には時としてあるようだ。このあたりを、豊胸の専門家である「池田ゆう子クリニック」の院長、池田優子先生(※)にズバリ伺ってみた。


Q、豊胸の施術料や執刀医の腕が気になりますが…。

A、料金は、自由診療ですので各クリニックが決めることですが、手術である以上、一定水準以上のクオリティは要求されます。100万円前後はかかるものと考えておいたほうがいいと思います。いくらデフレとはいえ、あまりにも低価格のところは避けたほうが賢明でしょう。

Q、安全な豊胸ってないのでしょうか?

A、日本人の場合、豊胸したことが他人に分からないようにしたいという方が多いので、形や感触、それと例えば仰向けになったときのバストの自然な流れ方などの点から、脂肪注入法が適していると言えるかも知れません。実際バッグ式で豊胸された方が違和感を覚えたり、逆にバッグがコンプレックスになったりで、バッグを抜去して脂肪注入法で豊胸しなおすというケースが多くあります。


豊胸手術は自然な豊かさに仕上がってこそ、である。不満を抱えるようなデキで成功とは言えまい。高い出費を覚悟の上で経験と実績を誇る執刀医に委ねる、これに勝る必勝法はないということであろう。

※ 2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。


さらに詳しいことは、「池田ゆう子クリニック」のホームページ<http://www.ikeda-yuko.com/>でご確認を!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)