2月5日放送の『ホンネ日和』(TBS系)で、三浦春馬は兄のように慕う寺脇康文(49)と対談し、役者として自信を無くし苦悩した日々について語った。
2009年10月から12月まで放映されたドラマ『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)、翌年2010年1月から3月まで放映されたドラマ『ブラッディ・マンデイ Season2』(TBS系)と、若手俳優としては異例である2クール続けての主演となった三浦。この2つのドラマの厳しい日程での撮影が、彼を精神的に追い詰め、失意のどん底に陥れたようだ。
『サムライ・ハイスクール』撮影時、今までに感じたことの無い疲労感に襲われたそうだ。主演としてずっと出ずっぱりのドラマで、あまりの忙しさに「自分の許容範囲を超えてしまった。」と語る。
続いての『ブラッディ・マンデイ Season2』の撮影では、全く台詞を覚えられずに現場に入ったことがあった。すると監督から「おまえ座長(主役)なんだからさ。」とこっ酷く怒られたそうだ。
まだ21歳と若い三浦だが、どん底を経験し乗り越えられたことによって、主役を演じることに対する精神的な強さや責任感が生まれ、役者として大きく成長できたことを自ら実感しているようだ。対談の最後に三浦は「将来、地球ゴージャス(寺脇と岸谷五朗による演劇ユニット)を継がせてください。」と真面目にお願いしていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)