『エクスペンダブルズ』シリーズや『大脱出』といった映画作品で共演しているシルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーは、共に数十年もの間ハリウッド・アクション映画界のトップを走り続けて今に至る。
しかし息の合った共演で知られる2人も、昔は単なるライバル同士。当時について、スタローンはメディアにこう明かした。
「俺とシュワルツェネッガーは、お互いのことが大嫌いだった。でも、良い意味でってことだよ。」
「たとえば、監督が撮影時間を延ばすって言うだろう。
最強ライバルであるシュワの存在があったからこそ、さらなる成功を目指し仕事に打ち込めたというスタローン。一方でシュワは『エクスペンダブルズ』での共演について、「スタローン本人に打診された」、「ギャラもいらない、出るよと即答した」と過去に語っており、「お互いのことが大好きなんだ」とも明かしていた。
『ランボー』や『ロッキー』シリーズで大スターとなったスタローンと、『ターミネーター』シリーズで人気を博したシュワ。その成功におおいに貢献したのが“互いのライバル関係”だったというが、苦労を経てトップの座に君臨した今、2人は誰よりも理解しあえる仲間になれたようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)