大人サイズのコージークーペは、玩具にある愛らしい2つの目は取り除かれているものの、左右前後に開かれた広い窓と大きなタイヤなどデザインはそのまま。時速70マイル(時速110キロ)で走るガソリン車というから驚きだ。エアバッグも搭載され、道路を使用するための自動車税も課される。
この車は2013年11月、Attitude Autosに勤務するメカニック、ジョン・ビットミッドさんとジョフさんの兄弟が開発した。開発コストに4,000ポンド(約75万円)以上、およそ1,000時間はかかったという。GM大宇マティス(Daewoo Matiz・現在はゼネラルモーターズ傘下にある韓国の自動車メーカー)から製造を引き継ぎ、2014年には実際に車道を走る姿が撮影されている。
ジョンさんは英『BBC』のインタビューで「雨が多いイギリスの天候には大きな窓は不向きだし、スポーツカーみたいにスピードが出るわけでもないけど、どこに行っても写真を撮りたいと人だかりができるんだ。最高に楽しめる車さ」と語っている。ちなみに、みんなに笑顔をもたらす“保証付き”だそうだ。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)