夜の営みに少しずつ自信がなくなってきた。そんな時にバイアグラを思い浮かべてしまう男性に、ちょっとした朗報があると英メディア『metro.co.uk』が伝えている。
ビールを飲むことは、なんとベッドで意外な力を発揮することにつながるというのだ。

奥様やパートナーのためにベッドで雄々しい姿を演じてみたい。そんな時にバイアグラを思い浮かべてしまうという方はちょっと待った! カリフォルニアやハワイを中心に多数のセックスセラピーを展開している米国では有名な性のエキスパート、キャット・ヴァン・カーク博士(Dr. Kat Van Kirk)が「ビールを飲んでごらんなさい。“強い男”を取り戻すことができますよ」とアドバイスして話題を呼んでいる。しかも、それには以下のようなれっきとした理由があるそうだ。

1. 早くイクことがなくなる

早くイッてはなるまいと、難しい仕事の話を思い浮かべるなど努力している男性は是非とも1杯のビールを。
そこに含まれているフィトエストロゲンが女性ホルモン様の働きをするため、普段より長く持ちこたえることができる。

2. 黒ビールは強精剤

黒ビール(=アンバー、ダーク)には必須ミネラルである鉄分がアルコールの中で最も多く含まれおり、これが赤血球の中のヘモグロビン量を増やすため全身に酸素がうまく巡ることになり、当然ペニスも元気になる。ワインやペールエールの類にこれは期待できない。

3. 持続時間が長くても怖くない体になる

イタリアのFondazione di Ricerca e Cura病院の研究チームは、「1杯のビールはお酒を飲まない人に比べて、心筋梗塞、脳卒中、心臓病のリスクを31%減少させる」と発表した。これは「持続時間は大事。でもあまりにも頑張り過ぎて心臓発作を起こすのはコワイ」と考えている年齢層には、ちょっと安心するような話ではないだろうか。


4.胃を静めてくれる効果を持つビールもある

ビールを飲むと胃がムカムカするという人に対し、「私はギネスビールをオススメします。その豊富なビタミンとミネラルは体の調子を良く保つことにつながりますよ」とカーク博士。健康効果を期待できるギネスビールを適量飲み、ベッドでは奥様やパートナーをメロメロにさせるタフな男を演じる。まさに一挙両得だそうだ。

以上である。女性にとっても、気分が開放的になるなどストレス抑制や催淫の効果を持つアルコール。
ベッドの直前に軽く乾杯するのは理に適っているようだ。また1年前にハワイで開かれた「米国生殖医学会(American Society Reproductive Medicine)」では、マサチューセッツ総合病院産科の研究チームがある調査結果をもとに「不妊に悩んだらコーヒーよりビールを飲むと良い」と発表して話題になっていた。ただしカーク博士のいう1杯(Pint=パイント)は473ml。飲み過ぎは勃起を妨げ、体質によってはいきなり眠くなることもあるため、くれぐれも注意していただきたいそうだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)